井上瑞稀、平間壮一ら出演 舞台『W3 ワンダースリー』の全キャスト・公演日程、メインビジュアルが解禁
2025年6~7月に東京・兵庫にて上演される、舞台『W3 ワンダースリー』の全キャスト・公演日程が解禁となった。また、メインビジュアルが発表された。
1965年~1966年まで「週刊少年サンデー」に連載された漫画『W3』は、誕生してから今年で60周年を迎える名作。戦争、温暖化、食糧危機、地震やエネルギー不足など、私たちが直面している自然と共存する上での多くの課題を抱えた地球で、手塚治虫の目を通して“豊かさ”とは、“悪”とは、“正義”とは、を問いかける傑作。この度、本公演のメインビジュアルが完成した。
荒廃した地球。そして地球を見下ろす宇宙人たち。
手塚治虫がマンガを通して提起したメッセージを、舞台ではどのよう表現するのか。予想もつかない展開に期待が高まる。
主人公・星真一役は井上瑞稀、主人公の兄・星光一役には平間壮一、地球の調査にきたワンダースリーのプッコ役に永田崇人、ボッコ役に松田るか、ノッコ役に相葉裕樹、星兄弟の母役に彩吹真央、星商店の土地を買収しようとするハム・ エッグ役に中村まこと、そしてランプ少佐役に成河といった作品の世界観に深みを与える実力派キャストの他に、冨永 竜、 石井雅登、早川一矢、手代木花野、石井千賀、大倉杏菜が舞台に華を添え、さらに人形操演として人形劇団ひとみ座の中村孝男、高橋奈巳と松本美里(東京公演のみ)、人形劇団クラルテの奥洞 昇(兵庫公演のみ)の参加も決定した。
手塚治虫の超越した創造力から生み出されたSF活劇を本作で唯一無二の舞台として表現する。
【あらすじ】
日本の田舎にある小川村に住む星真一は漫画を描くことが好きな少年だった。
2024年、宇宙にある銀河系のすぐれた生物の集まりである銀河連盟では、地球の存続について激しい口論が繰り広げられていた。多数決は同数で決着がつかず、銀河連盟は調査員を派遣して地球の様子を探らせることにした。
W3(ワンダースリー)と呼ばれる銀河パトロールのボッコ、プッコ、ノッコの三人は、地球人に怪しまれないように、それぞれウサギ、カモ、馬の姿に変身し、小川村に潜入し調査を開始する。そこで彼らは真一と出会い、行動をともにすることになる。
一方、真一の兄、光一は家族にも身分を隠し秘密諜報機関フェニックスの一員として、兵器の開発拠点となっているエーグニ領のユダ島へ潜入していた。そこで待ち受けていたのはエーグニ警備隊のランプ少佐だった。
真一とワンダースリーは次第にランプの野望、群衆の混乱に巻きこまれていく。