山をのぼるのにひと苦労…だけど疲れも吹っ飛ぶ絶景が!【~この針から見えるのは、神戸らしい景色~】 神戸市
異国情緒ただよう風光明媚な街・神戸。市民が思う「神戸らしい景色」とは、一体どんな場所なのでしょうか。今回は「神戸らしい眺望景観50選.10選」の中から、針をかたどった「ビューポイントサイン」が設置されたスポットを巡ります。
各地にまたがる”神戸らしい景色”を、一緒に針穴から覗いてみましょう!
【「神戸らしい眺望景観50選.10選」とは】
2008年2月、神戸市が市民に「神戸の魅力あるビュースポット」を募集し選定したもの。「ビューポイントサイン」はそのうち15カ所に設置されています。1868年の開港以降、神戸独自の文化として根付いてきた洋服や靴など「ファッション都市・神戸」を思い起こさせる針をかたどったデザインで、公募により決定しました。
長田区は1カ所で『高取山』(神戸市長田区)の頂にあるのだとか。というわけで先日、新長田駅から高取山への登山を楽しんできました。
言うまでもなく大変な道のりを乗り越えた先に…ありました!針!ありました!
長田区なので淡路島や明石海峡大橋も見られるか?と思ったのですがそちら側はあまり見えず、長田区から中央区、天気が良ければ大阪まで見渡すことができます。
針がある山頂には『高取神社』があります。余談ですが神社にはこんな素敵なものがありました。
それは亡くなった家族など、二度と会うことのない人に宛てた手紙を送ることができる「心のポスト」。標高328mのこの場所からだったら本当に手紙が届きそうな気がして、温かい気持ちになりました。次は手紙を用意してのぼりたいと思います。
【針穴からは見える”神戸”はどんなん?】
『ビーナスブリッジ』や『会下山(えげやま)公園』など、これまでも標高のあるスポットをいくつか撮影してきましたがここが一番眺めがいい!踏ん張ってここまでのぼってきたかいがありました。
地域の方が挨拶を交わしてくれたり地域猫の姿があったりと、道中も楽しめます。ぜひ一度登頂して、その景色を独り占めしてみては?
場所
高取神社
(神戸市長田区高取山町103-2)