直江津港内でミニボート浸水 群馬の釣り人2人を救助 けがなし
20日(土)、上越市直江津港でミニボートが浸水する事故があり、乗っていた釣り人2人が海に投げ出されました。2人は上越海上保安署によって救助され、けがはありませんでした。
事故があったのは、直江津港第三東防波堤灯台から南へおよそ320メートル離れた海上です。
上越海上保安署によりますと、群馬県在住の70代と30代の親子が釣りをするため、20日(土)午前6時に直江津港内の黒井浜をミニボートで出発しました。正午ごろ、急に風が強くなり、波が高くなり、船内に波が打ち込んで浸水し、2人は海に投げ出されました。2人とも救命胴衣を着用しており、1人が118番通報。海上保安署と上越地域消防局の職員が現場に駆け付け、午後0時55分に2人を事故現場近くの防波堤に救助しました。2人にけがはなかったということです。
沈没したミニボート(全長2メートル、幅1.12メートル)
当時天候は晴れで、西の風およそ10メートル、波50センチでうねりはありませんでした。
海上保安署では、気象情報や波の高さを確認するなど、事故の未然防止を呼びかけています。