車の盗難を防ぐ!今すぐできる「リレーアタック対策」→「玄関にキーを置いてた…」「見直します」
テレビやネットニュースでも話題になっている「リレーアタック」ですが、決して他人事ではありません。車を所有している以上、誰でも被害に遭うリスクがあります。そこで今回は、今すぐできるリレーアタック対策をご紹介。スマートキーのNGなしまい方についても合わせてお伝えします。
リレーアタックって?
ご存じの方もいるかと思いますが、リレーアタックとは、車を窃盗する手口のひとつ。スマートキーが出している微弱な電波を特殊な機械を用いて盗み、リレーのように繋いで自動車のカギを開けます。電波を悪用し、スマートキーが手元になくても盗難するという悪質なやり方です。
スマートキーを玄関に置くのはNG
リレーアタックは、スマートキーの電波を狙って行う犯罪です。そのため、無防備にスマートキーを玄関に置くのはおすすめできません。
マンションのように駐車場までの距離があれば心配いりませんが、戸建ての場合は要注意。玄関から駐車場の距離が近い場合、スマートキーの電波が届くケースがあるんです。
今日からできる!リレーアタック対策
大切な愛車を守るためにも、リレーアタック対策は必要不可欠。今すぐに実践できる対策を行って、スマートキーの電波を遮断しましょう。
1.金属製の缶に鍵を入れる
スマートキー電波は、金属製の缶に入れると遮断できます。お菓子の缶など、家にあるいらない缶でOK。はだかのままキーを放置しない習慣をつけるだけで、リレーアタックの被害に遭う確率はぐんと減ります。
2.アルミホイルで鍵を包む
金属製の缶がない場合は、アルミホイルでも代用可能です。少し面倒かもしれませんが、缶が手に入る間までのつなぎとして、アルミホイルに包んで保管する対策を行いましょう。
包むときは、電波が漏れないようしっかりと密閉してくださいね。
3.置き場所を変えてみる
リレーアタックは電波を中継して行うため、電波が届かない場所にスマートキーを置くのもひとつ。玄関は避け、戸建ての場合は2階・3階に置くなど、車から距離のある場所で保管しましょう。
このほか、スマートキーに搭載している「節電モード」を使うのもひとつです。節電モードにすると電波の受信がストップするため、リレーアタック対策に有効です。
大切な車を犯罪から守ろう
リレーアタックは身近な犯罪ですが、ちょっとした対策で防げます。愛車が盗難被害に遭わないよう、今日からできることを始めましょう。
※参考:警視庁_自動車の盗難手口「リレーアタック」への対策
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/higai/guard/car_bohan.html
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア