富士山とサクラが共演 静岡県の絶景スポット5選 アクセスや見頃もチェック
■じゃらんが発表 サクラと富士山のコラボスポット
サクラ単体でも美しいが、富士山と共演するスポットは魅力が増す。旅行サイト「じゃらん」が富士山とサクラを一緒に楽しめる静岡県と山梨県のスポット9選を発表。前編では静岡県の5選を紹介する。【全2回の前編】
早咲きのサクラも多い静岡県 名所27か所の開花やイベント情報を公開中
初の訪れを告げるサクラ。静岡県と山梨県は富士山とのコラボレーションを楽しめる“特権”がある。静岡県からは富士市から1か所、富士宮市から4か所の計5か所が選出された。詳細は以下の通りとなっている。
【龍巌淵】
富士市の潤井川沿い、250メートルに渡って桜並木が続く。まるで絵画のような絶景が見られると、毎年県内外から多くの人が訪れているという。残雪の富士山と約50本のソメイヨシノ、黄色の菜の花、清流の4つの競演が堪能できる。最寄りの入山瀬駅から徒歩10分とアクセスが良いのも魅力の1つ。会場には駐車場がないので、公共交通機関の利用がオススメだ。
住所:富士市久沢
アクセス:入山瀬駅から徒歩10分
見頃:3月下旬~4月上旬
【富士山本宮浅間大社】
富士山の麓に鎮座している富士山本宮浅間大社は世界遺産・富士山の構成資産で、全国に1300社以上ある浅間神社の総本宮。御祭神・木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやひめのみこと)の御神徳が“桜の開花”であることや、御神木が桜ということから、境内にはソメイヨシノやオオシマザクラ、しだれ桜や富士桜など約500本の桜が植樹されている。朱色の拝殿と青い富士山、薄ピンクの桜が同時に楽しめるのは他にはない特長となっている。
住所:富士宮市宮町1-1
アクセス:富士宮駅から徒歩10分/新東名・新富士ICから15分
見頃:3月下旬~4月上旬
【田貫湖】
緑豊かな静岡県・朝霧高原の一角に位置し、南側にキャンプ場も備えた田貫湖。春になると、ソメイヨシノやヤマザクラ、オオシマザクラなど約350本の桜が咲き始める。湖の周りには1周3.3キロの遊歩道が整備されているため、富士山と桜のコラボレーションを眺めながらの散策やレンタルサイクルを利用して周遊できる。例年4月20日前後の1週間は、気象条件がそろった時にのみ現れる「ダイヤモンド富士」を見ようと、多くの人が訪れている。
住所:富士宮市猪之頭2929-10
アクセス:富士宮駅からバスで45分/東名・富士ICから35分
見頃:4月上旬
【稲瀬川桜並木】
富士宮市を流れる稲瀬川沿い2キロに渡って、約400本のソメイヨシノの桜並木が続く。地元住民の源太郎氏が植え始めたことから“源太郎桜”とも呼ばれており、地域の人から親しまれている。富士山とサクラだけでなく、4月中旬になると歩道の菜の花も開花し、のどかな雰囲気の中まったりと散策ができるところも魅力となっている。
住所:富士宮市内房4386
アクセス:芝川駅からタクシーで6分/東名・富士ICから35分
見頃:3月下旬~4月上旬
【興徳寺】
春の富士山とサクラ、秋は10万本の彼岸花で知られている。境内を取り巻く山の中の散策コースもあり、そこから見下ろす富士山と里山の風景は訪れる人を懐かしい気持ちにさせる。4月の第1日曜日は「花まつり」が開催される。
住所:富士宮市下柚野431
アクセス:富士宮駅からバスで25分/新東名・新富士ICから30分
見頃:3月下旬~4月上旬
(SHIZUOKA Life編集部)