横須賀美術館 パイプオルガン 荘厳な響き エントランスが音楽ホールに
横須賀美術館(鴨居4の1)で12月14日、エントランススペースをホールに見立ててクラシックの演奏を届けるクリスマスコンサートが開かれた=写真。
天井高のあるスペースは、「西欧の教会にも負けない響き」と同美術館の職員が説明するように、歌声と楽器の音が共鳴し合う。この日は西浦賀にある「須藤オルガン工房」を主宰する須藤宏さんが、自作の小型可搬型のパイプオルガン(ポルタティーフ)を持ち込み、市内出身の奏者である木下郁子さんの演奏で賛美歌などを披露した。
よこすかの音楽家を支援する会(YMSA)メンバーでメゾソプラノ歌手の下園理恵さんらも出演。オルガンの荘厳な響きと澄み切った美声で集まった観衆を魅了した。