外国人観光客「あしがら」に 江戸街道PJ 特別講演
国土交通省関東運輸局が主導する広域観光促進の取り組み「江戸街道プロジェクト」の一環として、「あしがら地域」をテーマにした特別公演が3月18日、南足柄市文化会館で行われた。同運輸局と(一社)かながわ西観光コンベンションビューローの共催。
講師は、日本に37年間滞在し企業や自治体の国際層向けプロモーションのコンサルティングなどを手がけるルース・マリー・ジャーマンさん。「箱根・小田原に訪れる外国人観光客をあしがらにつなげる新しい旅の提案」をテーマに、訪日観光客数の推移やニーズ、外国籍訪問者から見たあしがら地域の魅力などを解説した。
また、多くの外国人観光客が情報収集に使用しているグーグルマップでの情報発信の重要性や、交通アクセスの視点から「自動車の運転ができる国内の外国籍居住者もターゲットになる」といった具体的なアドバイスに、来場者は興味深く聞き入っていた。