片岡愛之助、大阪・関西万博開催記念『薫風歌舞伎特別公演』の「鯉つかみ」は初めての歌舞伎鑑賞でも楽しめると自負、オフィシャルレポート到着
5月11日(日)~25日(日)に大阪松竹座にて大阪・関西万博開催記念『薫風歌舞伎特別公演』が上演される。
同公演は「大阪来てな!キャンペーン」の一環として開催され、『大阪・関西万博』の期間中に、大阪から世界へ向けて歌舞伎の魅力を発信する。上演に先駆け、第三部「鯉つかみ」で十一役早替り、宙乗り、本水での立廻りとスペクタクル溢れる演目に取り組み、第一部「今昔歌舞伎草紙」、「夢窓西遊記」にも出演する片岡愛之助が合同取材を実施した。オフィシャルレポートが到着したので紹介する。
片岡愛之助は「大阪・関西万博開催記念として上演いたします5月の大阪松竹座『薫風歌舞伎特別公演』に出演させていただきます。第一部「今昔歌舞伎草紙」では、「江戸歌舞伎」の場面で鴈治郎さん、中車さんと三人で「石橋」のような毛振りをします。「夢窓西遊記」はこの公演用のオリジナルの新作で、 三蔵法師を勤めさせていただきます。
そして大阪松竹座での上演は10年ぶり(平成27年6月以来)となる「鯉つかみ」では、十一役早替り、宙乗り、本水での大立廻りを行います。私が初めて勤めさせていただいたのは永楽館で、そこで本水を使いたいとご相談しました。その後、大阪松竹座や博多座など、大きな劇場でも勤めさ せていただき、早替りで演じる役が十二役にまで増え、今回は十一役でブラッシュアップ、スピードアップし、より凝縮してお届けいたします。初演時よりエンターテインメント要素も増え、お客様にいかに楽しんでいただけるかを目標につくってきましたので、歌舞伎を初めてご覧になる方にもとてもわかりやすく、お楽しみいただけると思います。最後は本物の水のなかで、大きな鯉と格闘して暴れます。ぜひ水に濡れても良い恰好でいらしてください」と誘う。
本公演の前日、5月10日(土)には万博会場内のEXPOホール「シャインハット」にて、『上方伝統 芸能公演』にも出演する愛之助。海外からのお客様も多く見込まれる『薫風歌舞伎特別公演』についても、 「どの瞬間を切り取っても絵になる歌舞伎の独特の美しさを楽しんでいただきたい」と熱を込めた。
チケットはイープラスにて発売中。