上越の発酵文化学ぶ 八千浦小5年生が「魚醤づくり」に挑戦!
上越の発酵文化について学んでいる上越市立八千浦小学校の5年生が4日(水)、魚を塩漬けにして発酵させる調味料、魚醤づくりに挑戦しました。
八千浦小学校5年生27人は上越の発酵文化について学ぼうとこれまでみそやしょうゆを作っている市内の工場を見学したり、みそづくり体験などをしてきました。
今回は糸魚川市の県立海洋高校の教員や生徒を招き魚醤づくりを教わりました。海洋高校ではサケを使った調味料「最後の一滴」を作り上越市の土産店などで販売しています。
材料はサケのミンチ、塩、こうじ、水です。順番にボールに入れてかたまりができないようにかき混ぜます。
混ぜ終わったらびんに詰めました。びんは海洋高校に運ばれ室温55度の状態で2週間発酵させます。
児童
「(みそづくりの)大豆と違ってみずみずしく触り心地がよかった」
児童
「魚醤は知っていたけれど魚を使って作ることは初めて知った。作るときに魚の香りがして完成が楽しみになった」
海洋高校 井上悠太教諭
「魚の資源をむだなく生かせる魚醤づくりを体験することは意味があることだと思う」
児童は今月19日びんの中身をしぼる作業をすることになっています。