大磯小桜 ささやかに 春届け 運動公園で見頃
大磯運動公園内の「大磯小桜」が、昨年より1週間ほど早く見頃を迎えている。
この桜は同町在住の齊藤廣昭さんが20年以上前から育成し、地域に広めてきたもの。小さく可憐な花が特徴で、2020年に公益財団法人日本花の会により新たな園芸品種に認定された。24年には、活動を共にしてきた仲間と共に「大磯小桜会」を発足させ、冬の時期に苗木を配布するなど精力的に活動している。
大磯運動公園に植栽された大磯小桜は約40本。3月29日時点で、南駐車場から多目的広場方面へと向かう園路沿いの大磯小桜は満開、南駐車場付近は5部咲きだという。見頃は4月上旬まで。
齊藤さんは「苗木を無料配布することで大磯小桜に関わってくれる人との縁ができた。今後も活動を続けていきたい」と話していた。