「川越 049DINER」は川越 大正浪漫夢通りのアメリカンダイナー。街角に息づく、ニューヨークの風
大正浪漫夢通りのNYスタイルのカフェ!
川越 大正浪漫夢通りの一角にある「049DINER」は、ニューヨークの空気が漂うアメリカンダイナー。今回は、アメリカ文化に大きな影響を受けた店主・半沢さんに、開店の背景や地域とのつながり、そしてお店への想いをうかがいました!
今回は店主・半沢さんにお話を聞いていきます!本日はよろしくお願い致します!
お店の名前「049DINER(ゼロフォーナインダイナー)」の由来を教えてください、川越市民なら思わず目を引く数字ですよね。
半沢さん:はい、「049」は川越の市外局番なんです。川越でお店をやるなら、ぜひこの番号を店名に入れたいと思ってつけました。市内では意外とあまり見かけなかったので、逆に新鮮かなと。
「049DINER(ゼロフォーナインダイナー)」のお店を始められたきっかけはどのようなものでしょうか?
半沢さん:サラリーマン生活を経て、独立を考えていたタイミングでした。もともと学生時代からヒップホップが好きで、ニューヨークにも行っていたんです。その文化や雰囲気がずっと心に残っていて、いつか自分のお店を持つならアメリカンダイナー風にしたいと考えていました。
そのため、店内は2000年代のちょっと懐かしいニューヨークのカフェをイメージしています。店内のアートや家具、小物に至るまで自分なりのこだわりを詰め込みました。例えばこの絵は、LAのアーティストにオーダーして描いてもらったものなんですよ。
「049DINER(ゼロフォーナインダイナー)」立ち上げ当初は苦労もあったのでは?
半沢さん:正直、最初はお客様も少なくて大変でした。でも、商店街の皆さんに本当に助けてもらいました。商店街の会合や新年会で利用してくださったり、声をかけてくださったりして。今でもご近所の常連さんにお越しいただくことも多いです。
人同士のつながりが深い町だからこそ、地域の方が集まる機会が多いんだなと感じます。
サラリーマン時代と比べて、個人店ならではのやりがいは?お客様の反応で嬉しい瞬間はどんな時ですか?
半沢さん:サラリーマン時代の飲食業では、全国どこでも同じサービスと品質を提供するのが重要でした。でも今は、自分のお店の個性をどう出すかが大事。ゼロから自分の色を出していく楽しさがあります。もちろん責任もすべて自分ですが、その分やりがいも大きいですね。
その分、その自分しか気づかないような細かなこだわりに気づいてもらえた時は本当に嬉しいです。器やコーヒーカップ、アート作品など、細部にまで気を配っているので、それに共感していただけた時は喜びもひとしおです。
「049DINER(ゼロフォーナインダイナー)」では地元の食材なども積極的に取り入れていらっしゃるとか?おすすめメニューを教えてください。
半沢さん:そうですね。川越のお米や、@FARMさんの野菜、埼玉県産のブランド豚などを使っています。観光地だからこそ、地元の良いものを観光客の方にも知ってもらいたいという想いがあります。
おすすめは、ブランド豚を使ったステーキやホットドッグ、そして@FARMさんの川越産地レモンを使ったレモンスカッシュです。
今後の展望について教えてください。
半沢さん:今は日中のお客様が多いのですが、夜の営業にも力を入れていきたいです。
鏡山など川越の地酒も楽しめるようにしていますので、今後は夜の時間帯のお客様にももっと来てもらえるように工夫していきたいですね。
もちろん商店街や地域のイベントなどにも積極的に協力していきたいです。
最後に、川越の街の魅力について一言お願いします。
半沢さん:私自身狭山出身なのですが、狭山とはまた違った良さがあります。歴史と人のつながりの深さにそれを感じることが多いですね。お祭りやイベントを通じて街が一体となって動く姿にも、それが現れていると思います。
また、狭山で50年住んでいても「古い」と言われることは少ないですが、川越では3代続くお祭りや商店街が普通に存在している。そういう土地柄がすごく魅力的だと思います。お店もそんな街に根付いて、長く愛される存在になれたら嬉しいです。
住所
〒350-0066 埼玉県川越市連雀町16−6
営業時間
月・火・水・木・金・土・日・祝日・祝前日・祝後日 10:00 – 21:00
アクセス
本川越駅から徒歩10分
公式SNS
https://www.instagram.com/049diner/