韓国で人気が爆発「トゥーンバパスタ」の本格レシピ。その正体とは?
韓国で一大ブームを巻き起こした「トゥーンバパスタ」とは?
韓国でもっとも愛されているパスタのひとつと言われる「トゥーンバパスタ」。えびとマッシュルームを使った旨辛クリーミーなパスタで、一度食べるとやみつきになると噂のひと皿です。
もともとは、オーストラリアをモチーフにしたアメリカ発祥のカジュアルダイニング「アウトバックステーキハウス」の人気メニューのひとつ。
アウトバックは世界各国に展開しているチェーンですが、このパスタは2000年代に韓国で爆発的な人気を呼び、今では韓国国内のさまざまなレストランの名物メニューになっているほど一般化されています。
おうちで再現する人も続出
「おうちでもあの味が食べたい」と自宅で再現する人が続出していることでも話題になっていて、日本でもじわじわとブームになりつつあるんです。この記事ではそんなトゥーンバパスタを実際に調理し、味わってみた感想をお伝えします。
ピリ辛でクリーミー「トゥーンバパスタ」のレシピ
調理時間:25分
えびとマッシュルームの旨味にパルミジャーノレッジャーノのコクが加わり、濃厚リッチな味わいを楽しめます。パスタはリングイネやフェットチーネなどの楕円形や幅広タイプを使用するのがおすすめですよ。
材料(1人分)
リングイネ:100g
無頭えび:5尾
ブラウンマッシュルーム:4個
玉ねぎ:1/4個
にんにく:1片
味付塩こしょう:少々
ソース
生クリーム(36%):100cc
牛乳:150cc
ケチャップ:大さじ1杯
チリパウダー:小さじ1/2杯
パプリカパウダー:小さじ1杯
コンソメ:小さじ1杯
パルミジャーノレッジャーノ(すりおろし):20g
バター(有塩):15g
トッピング
パセリ:適量
パルミジャーノレッジャーノ:適量
下準備
・玉ねぎとにんにくはみじん切りにする
・マッシュルームは薄切りにする
・えびは殻をむき、背ワタを取り除いて塩こしょうで下味を付ける
・パスタをゆでる湯を沸かしておく(濃度1%の塩水:水1.5リットルに塩大さじ1杯※分量外)
作り方
えびを焼く
中火で熱したフライパンにバターの半量をひき、えびを入れて両面を焼きます。8割方火が通れば一旦取り出しておきます。
そのほかの具材を炒める
同じフライパンに残りのバターを溶かしてにんにくを加えて炒めます。良い香りが立ったら玉ねぎを加えてさらに炒めます。
マッシュルームを加えてしんなりとするまで炒めます。
ソースの材料を加える
ソースの材料をすべて加え、軽くとろみが付くまで煮詰めます。
パスタをゆでる
パスタをパッケージに表示されている時間より2分ほど短くゆで、ザルにあげて湯切りをします。
3にえび、パスタ、パルミジャーノレッジャーノを加える
フライパンにえびを戻し入れ、パスタとパルミジャーノレッジャーノを加えてソースを絡めながら1~2分加熱します。ソースの煮詰め加減はお好みで。
盛り付ける
皿に盛り付け、パセリと削ったパルミジャーノレッジャーノを振りかければ完成です。
濃厚リッチな味わいがたまらない!
ほのかなオレンジ色の麺のなかからちらほら顔を出すえびの赤、パセリの緑の色合いがとても華やか。見た目と香りに思わず食欲をそそられます。
もちっとした弾力のあるリングイネに旨味たっぷりなソースが絡まり、たまらないおいしさ。スパイシーでコクのある味わいはクセになること間違いなしです。
今回はソースをしっかり煮詰めて仕上げましたが、ゆるめにしてパンを浸しながらいただくのもよいかも。
おうちで気軽にトゥーンバパスタを
韓国でもっとも人気のあるパスタのひとつ、トゥーンバパスタ。自分へのごほうびランチにいかがでしょうか?見た目華やかで濃厚リッチな味わいのひと皿は、おもてなしにも喜ばれそうです。
クリームソースと相性のよいリングイネを使っていますが、どの種類のパスタでもおいしく召し上がれますよ。おうちにストックされているパスタで気軽にお試しくださいね。
ライター:とも花(料理家 / レシピライター)