瀬戸内国際芸術祭2025の日程・会場について解説! ツアー情報も紹介
瀬戸内海エリアで3年に1回開催されるアートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」。今回はイベントの紹介をしつつ、実際に訪れたこともあるわたしが、2025年の日程や開催場所・オススメの回り方を分かりやすく解説いたします!
瀬戸内国際芸術祭って? 2025のスケジュールは?
2010年から3年おきに開催されている瀬戸内国際芸術祭。2025年で6回目の開催となります。
香川・岡山にある離島を中心に、世界各国のアーティストが手掛けたアート作品が展示される周回型のイベントで、屋外にある展示や美術館内にある展示、家一軒をまるまる使った展示まで作品の規模や方向性は様々です。
たくさんの展示があるので、基本的には事前に見たい作品をチェックしておいてしっかり行程を考えるのがオススメです。
■瀬戸内国際芸術祭2025の日程
瀬戸内国際芸術祭の日程は春・夏・秋の3つの会期に分かれています。
春会期:4月18日~5月25日
夏会期:8月1日~8月31日
秋会期:10月3日~11月9日
■公式パスポートもあり
特定の会期だけ見られる作品もあれば、全会期で見られる作品もあります。
作品によって鑑賞料が必要なものもあれば無料のものもあります。公式パスポートがあれば、毎回鑑賞料を払う必要なくスムーズに作品めぐりができるので、前売りで買っておくとよいかと思います。
【作品鑑賞パスポート】
前売り(4月17日までの販売) 4,300円
通常(4月18日以降の販売) 5,500円
チケットは公式アプリのほか、各種プレイガイド(チケットぴあやイープラス)、コンビニなどで購入できます。
■ツアーも多数開催
さまさざな旅行会社で各地からのツアーも開催されています。
瀬戸内国際芸術祭2025の会場
瀬戸内国際芸術祭の会場はおもに瀬戸内に浮かぶ島々。各離島へのアクセスの拠点は、香川県にある高松港と岡山県にある宇野港の2つの港で、港周辺でも展示が実施されます。
会場となるおもな離島とエリアは以下の通りです。全会期で展示が行われる島もあれば、特定の会期でのみ展示が行われる島もあります。
【作品展示が行われる離島とエリア】
全会期:小豆島、直島、豊島、女木島、男木島、大島、犬島、高松港エリア、宇野港エリア
春会期のみ:瀬戸大橋エリア
夏会期のみ:志度・津田エリア、引田エリア
秋会期のみ:本島、高見島、粟島、伊吹島、宇多津エリア
【各港からアクセスできる離島】
・高松港からアクセス可能な離島(全会期実施の島のみ紹介)
小豆島、直島、豊島、女木島、男木島、大島、犬島(直島・豊島経由で)
・宇野港からアクセス可能な離島(全会期実施の島のみ紹介)
小豆島、直島、豊島
ちなみに、高松港は高松駅より徒歩約7分、宇野港は岡山駅よりJRで約50分の宇野駅から徒歩約5分です。
高速バス・夜行バスを使うなら高松・岡山を目指せ!
なるべく安く瀬戸内国際芸術祭に行きたいという方には、高速バスや夜行バスの利用もオススメです。とはいえ、おもな開催場所は離島ですので、そこまで一気に行くことはできません。こればかりは…。
なので、高速バス・夜行バスを使う場合は高松や岡山を目指しましょう。
特に高松は街の中心部がフェリー・高速船が発着する港に近く、バスの降り場からも徒歩圏内ですので便利です。岡山経由の場合はJRに乗り換えて宇野駅へ行くと、アート作品の展示がある離島へアクセスできますよ。
瀬戸内国際芸術祭2025にはツアーでも行ける!
瀬戸内国際芸術祭2025はツアーで回るのもオススメ。場所の都合上1泊2日や2泊3日のツアーが多いです。小豆島と直島の両方を回れるツアーや、2泊3日の中1日が自由行動になっていて好きな離島へ行けるツアーなど、行きたい離島に合わせてツアーを選ぶこともできそうでした!
フェリーや高速船の時間を調べたり、離島内での交通手段を手配したりするのは旅慣れしてない人には結構大変。不安な人はツアーの行程に離島まで全部含まれているものを選ぶのがいいかと思います。
参加者が教える芸術祭を回るポイント!
まずは何より、プランニングをしっかりすることです!
離島という性質上、移動にはかなり制約があります。高速船やフェリーの時間のこと、島に宿泊場所があまり多くないこと、作品の展示時間のこと、島内での交通手段のこと…。さらに、天気なんかの不確定要素が絡んでくるともう大変…。
そこで、「絶対に見たい作品」「見れるなら見たい作品」を分けておくのがオススメ。
とにかく「絶対に見たい作品」を優先して動きながら、時間に余裕があったら港の近くなどにある見やすい作品を見て回る、というのがいいと思います。
公式ガイドブックがあると便利!
瀬戸内国際芸術祭は毎回公式ガイドブックが発売されます。2025年は3月下旬より販売開始。全国の主要書店やAmazonなどで購入できます。
ガイドブックには各作品の紹介や島内のマップ、高速船の時間なども書かれているのでかなり便利です。1冊あるだけで旅の計画が一気に立てやすくなると思いますので、参加予定の方はぜひチェックしてみてください。
開催するたびに話題になる瀬戸内国際芸術祭。はじめてだと分からないことも多いかもしれませんが、この記事を参考に旅の計画を立ててみてください!
また、島や開催場所には芸術祭ボランティアの方もいますので、分からないことがあれば何でも聞いてみてくださいね。地元出身の方も多いので、いろんな情報を教えてくれますよ♪