ドラマ版「ハリー・ポッター」脚本を読んだJ・K・ローリング「すごく、すごく、すごく良い」
HBO製作のドラマ版「ハリー・ポッター」は、かなり原作に忠実なものとなっているようだ。原作者であるJ・K・ローリングのお眼鏡にもかなう出来栄えとなっている様子が窺える。
ドラマ版「ハリー・ポッター」は、原作小説全7巻をシーズンごとに1巻ずつ、約10年かけて描く大規模プロジェクト。製作総指揮はフランチェスカ・ガーディナー、マーク・マイロッドに加え、原作者のJ・K・ローリング、映画版プロデューサーのデヴィッド・ハイマン、『ファンタスティック・ビースト』シリーズのニール・ブレア、『アイム・ノット・シリアルキラー』(2017)ルース・ケンリー=レッツが務める。
ローリングは自身のにて、「来るべきHBOの『ハリー・ポッター』シリーズの最初の2話の脚本を読みました。すごく、すごく、すごく良いです!」と投稿。一般ユーザーからの「ということは、あなたは番組の脚本は執筆していないということですか?」とのリプライに対して、「していないです。ですが、とんでもなく才能ある脚本家たちと密接に仕事をしていますよ」といる。
本シリーズでローリングは脚本家としては関与せず、製作総指揮としてクレジット。HBOの重役を務めるケイシー・ブロイズも、ローリングの近年の社会的な見解や政治的な立場が脚本に「密かに反映される」ことはないとした上で、ローリングとの提携を継続していく旨を以前にもいる。
メインキャストは、主人公ハリー役にドミニク・マクラフリン、ハーマイオニー役にアラベラ・スタントン、ロン役にアラスター・スタウトが決定している。そのほか、アルバス・ダンブルドア役に『教皇選挙』(2024)ジョン・リスゴー、ミネルバ・マクゴナガル役に『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』(2025)ジャネット・マクティア、セブルス・スネイプ役に「時を戻せ、世界を救え!」パーパ・エッシードゥ、ルビウス・ハグリッド役に「ショーン・オブ・ザ・デッド」(2004)ニック・フロスト、クィリナス・クィレル役に『キング・オブ・シーヴズ』(2018)ルーク・タロン、アーガス・フィルチ役に「The Fast Show(原題)」ポール・ホワイトハウスが起用されている。
ドラコ・マルフォイらホグワーツ生やダーズリー家のキャラクターを演じる新キャスト9名も正式され、フレッシュな若手からベテランまで揃い踏み。2025年夏の撮影開始予定に向けて、いよいよキャスティングも大詰めとなりそうだ。
ドラマ版「ハリー・ポッター」は、2025年夏よりイギリスで撮影開始予定。2026年~2027年に米HBO Maxで世界配信される見込み。日本ではでの配信が予想される。
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