コンロの「バーナー」部分のお手入れ方法「外せるの知らなかった」「目詰まりしてた…」
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。コンロのお手入れはこまめにしていても、「バーナー」の掃除は後まわしにしがち。できるときに、サクッと掃除を済ませておくとラクです。ここでは、コンロの「バーナー」に溜まった汚れをごっそり落とす“月1回”のお手入れ方法をご紹介します。
汚れていると不完全燃焼の原因に
五徳の掃除はしていても、バーナーの掃除は手つかずの方は少なくないはず。
しかし、汚れを放置するとキャップ部分が目詰まりを起こして不完全燃焼を引き起こす場合があります。使っていて点火不良がたびたび起こるのも、バーナーの汚れが原因になるケースは多いです。
お手入れ自体は難しくありませんので、ぜひ五徳のお手入れとセットで取り組んでみてください。
バーナーの月1お手入れ方法
用意するもの
・台所用中性洗剤
・歯ブラシ(使い古したものでOK)
・竹串
・クロス(やわらかいもの)
※お手入れの際は事前に取扱説明書をよく読み、方法や手順をご確認の上掃除してください。
手順1.バーナーキャップを取り外し、台所用中性洗剤と歯ブラシで汚れをこすり落とします
バーナー部分で取り外し&水洗いできるのは、一般的にバーナーキャップのみ。今回は泡タイプの中性洗剤でつけ置きしましたが、液体タイプの中性洗剤でもOKです。
手順2.バーナー本体の汚れを落とします
バーナーキャップの穴の中は、竹串を。細かい部分は歯ブラシで汚れを落としましょう。
点火プラグやバーナーキャップ周辺は、かたく絞ったやわらかいクロスで汚れを拭き取ってください。
手順3.バーナーキャップを戻したら終了
バーナーキャップは水洗い後、水分をしっかりと拭き取って乾燥させましょう。
バーナーキャップのお手入れ方法は、五徳とほとんど同じ。五徳をつけ置きしている間に、バーナー本体の掃除をすると効率的です。
月に1回のお手入れを習慣化すると大掃除がぐんとラクになりますので、ぜひ試してみてください。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア