22ブルワリー集結!『たま未来クラフトビールフェス』を満喫
2025年4月26日(土)・27日(日)に『たま未来クラフトビールフェス』が『東京たま未来メッセ』で開催されました。このイベントには、広域多摩エリアや島しょ地域から22のブルワリーが参加し、クラフトビールや地元グルメを楽しめる内容となっていました。
会場は『東京たま未来メッセ』
会場となったのは、京王八王子駅と八王子駅の間にある『東京たま未来メッセ』。到着時にはすでに多くのお客さんでにぎわっていました。
屋外の芝生エリアではカレーフェスも同時開催されており、こちらも大盛況です。
入口を入ると芝生が敷かれたキャンプエリアがあり、まるでアウトドアのようにくつろげる空間が広がっていました。
『有限会社ユウキ製作所』のブースでは、自社ブランド『YUUKIFACTORY☆澪』のオリジナルキャンプグッズが展示されており、思わず試してみたくなる品々ばかりです。
会場内は大盛況
会場内は、ビールを求めるお客さんで大にぎわいです。
場内にはテーブル席も設けられており、落ち着いて飲める環境も整っていました。
『Hyuga brewery』Angie 700円
こちらは東京諸島・神津島のブルワリー『Hyuga brewery』。遠方からの参加に感謝です。
4種類のビールが提供され、単品のほか飲み比べセットもあります。
今回は、神津島産の明日葉をふんだんに使った『Angie』を注文。黄金色に輝く一杯です。
明日葉特有のハーバルな香りにコクと独特の苦みが融合し、初めての味わいに驚かされました。
『TOYODA BEER』ラガービール 700円
こちらは日野にある『TOYODA BEER』です。こちらでは「ラガービール」1種類のみが提供されていました。
明治時代に多摩地域最古のビール工場がありましたが、そこで作られていたビールを復刻したものです。
ラガーらしい深い黄金色のビール、しっかりした苦みの中にフローラルな香りも加わり、とてもおいしいです。
『坂道ブルイング』柴崎セッション 900円
こちらは立川にある『坂道ブルイング』で、もともとは国内外のクラフトビールを提供するお店でしたが、2022年12月から同敷地内でビール醸造を開始して出来立てのビールを提供しています。
3種類のビールが提供されており、IPA・ラガー・スタウトとどれも飲んでみたいですね。
選んだ『柴崎セッション』は苦みが強めで香りも味わいも奥深く、ビール好きにはたまらない味わいですね。
『石川酒造株式会社』ペイジーペールエール 800円
福生の『石川酒造』は日本酒の「多満自慢」の酒蔵ではありますが、実は明治時代にビール醸造を行っていました。1998年にふたたびビールづくりに挑戦して『多摩の恵』の銘柄にて販売されております。
4種類のビールが提供されており、ペールエール・デュンケル・ヴァイツェン・ペイジーペールエールとどれも魅力的です。
今回限りの限定醸造というペイジーペールエールを選びました。濁りがありオレンジ色の見た目が特徴のペイジーペールエール、苦みは控えめでスッキリさわやかなの見ごたえ、米麹を隠し味に使い奥行きのある味わいが印象的でした。
『Shard Brewery』スーパーサワーパンダ 700円
こちらは八王子で初めてクラフトビール醸造所をオープンした『Shard Brewery』です。4種類のビールが提供されており、IPAの他にフルーツを使ったビールや黒ビールなど、個性豊かな4種がそろいます。
ホップが効いたIPAや木樽熟成のビールを得意としており、お店ではホームブルーイングも体験できるそうです。
選んだ『スーパーサワーパンダ』は完熟マンゴーとラズベリーを使用した真っ赤なビール。フルーティーでさわやかですが、奥にはビールのコクも感じられフルーツ系ビールを飲んだことのない方にぜひ試してもらいたいです。
フードも充実しています
ビールを飲むと自然とお腹も空いてきます。フードコーナーも充実しています。
『八王子よこやま商店牛すじ煮』 800円
こちらは横山町にある『八王子よこやま商店』です、ノリの良い店員さんが接客してくれます。『牛すじ煮』にはしっかり味の染みた大根が入っていて、ビールとの相性抜群です。
『Firenze ADOMANI』ランプレドット 900円
京王八王子駅近くの『Firenze ADOMANI』では、モツの白ワイン煮やミニピッツアが提供されております。
国産上州牛モツの白ワイン煮の『ランプレドット』、臭みはなくギアラは柔らかく煮込まれこちらもビールにピッタリです。
『チャイナキッチン家楽』ふきのとう入り焼き餃子 600円
東浅川町の陵南公園そばの『チャイナキッチン家楽』です。焼きたての餃子が提供されております。
『ふきのとう入り焼き餃子』、ジューシーな肉とほろ苦いふきのとうが絶妙で、苦みのあるビールにぴったりです。
15:30からはDJタイムがスタート
夕方となり、いよいよDJタイムの開始です。キャンプブースにあるDJコーナーで『MC JAHLI』さんの「ヤーマン!」の掛け声から始まりました。
照明も暗くなり、雰囲気もよくなり観客のボルテージも高まります。ステージの『DJ SION』さんによるノリのいい音楽が次々と流れていきます。
ここでノリのいい音楽に誘われたのかステージには可愛い乱入者も、会場は大盛り上がりです。
東京諸島アンテナショップでお土産を
会場入口前には、東京諸島アンテナショップが出店。大島や神津島などの特産品が並びます。
調味料コーナーには島の塩や唐辛子製品などがそろい、東京諸島ならではの味をお土産に持ち帰れます。
実は東京諸島は焼酎の生産も盛んなのです。芋焼酎、麦焼酎がありなかなか手に入らないものが並んでおりました。また有料試飲コーナーもあり、来場者の中にはビールの後に焼酎で締める方の姿も見られました。
クラフトビールがブームとなる中、多摩地域だけでもこれだけのブルワリーがあるとは驚きでした、次回の開催が今から待ち遠しいです!