【カルチャーにいがたvol.123】一瞬一瞬を大切に踊り続けたい――東京バレエ団・大塚卓さんインタビュー
大塚 卓(おおつかすぐる)さんは、1964年に創立されたバレエカンパニー、東京バレエ団に所属する期待の若手ダンサー。
7月21日(祝)に新潟県民会館で開催される、東京バレエ団 子どものためのバレエ『ねむれる森の美女』にデジレ王子役で出演します。
子どものためのバレエ『ねむれる森の美女』は、クラシックバレエの名作『眠れる森の美女』を分かりやすくアレンジした、初めてバレエを鑑賞する子どもから本格バレエを楽しみたい大人まで満足できる舞台です。
稽古場にお邪魔し、この舞台のことやご自身についてお話をお聞きしてきました。
大塚 卓(おおつかすぐる)
千葉県出身。5歳でバレエを始める。第43回ローザンヌ国際バレエコンクールセミファイナリスト。ハンブルク・バレエ学校、クイーンズランド・バレエ団を経て、2020 年に東京バレエ団入団。2024 年にファーストソリストに
華やかな舞台と
本格バレエで魅せる
――子どものためのバレエ『ねむれる森の美女』の新潟公演にデジレ王子役で出演されます。今回の見どころを教えてください。
「本格的なバレエでありながら子どもの感性に寄り添う工夫がされている点です。衣裳や舞台演出が印象的で、通常の『眠れる森の美女』が持つ重厚感とは異なり、お子さんが喜びそうなカラフルで鮮やかな色使いになっています。私たちダンサーからすると少し目がチカチカするくらいの色彩なんですが(笑)、子どもの視点で考えるとそれが心地いい刺激になるのではないでしょうか・・・(続く)」。
経験を重ねたからこそ
追求できる表現の深さ
――バレエを5歳から続けているそうですが、大塚さんがバレエダンサーを続けてきた原動力や哲学はありますか。
「周りには誰かに憧れたり、特定の技ができることを目指したりするダンサーもいましたが、私はただ純粋に踊ることが好きでした。バレエは一日で上達するものではなく、同じことを繰り返す地道な積み重ねが必要ですから、何かをコツコツ続けることが性格的に合っていたのだと思います。・・・(続く)」。
続きは『カルチャーにいがたvol.123』で!
大塚卓さんのインタビュー全文、および大塚さんによる、子どものためのバレエ『ねむれる森の美女』の見どころ解説は、6月1日(日)発行の『カルチャーにいがた』vol.123でお読みいただくことができます。
『カルチャーにいがた』は、新潟県内の文化やイベント情報が満載の文化情報誌です。
新潟県庁のほか、県内各地のホールや美術館などに設置され、無料で配布されています。
vol.123には東京バレエ団 子どものためのバレエ『ねむれる森の美女』新潟公演のほかにも、6月から8月頃までに新潟県内で開催される公演や展覧会などの情報が掲載されています。
ぜひお手に取ってご覧ください。
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