人材不足が深刻化 妙高市で初の合同企業説明会を開催
妙高市内で働きたいという人を対象にした合同企業説明会が12日(土)、新井ふれあい会館で開かれました。
合同企業説明会は建設業や製造業、介護職などで人材不足が深刻化していることから企業側からの要望を受けて、妙高雇用促進協議会が初めて開きました。
説明会には妙高市内の建設業やサービス業、金融業や製造業など20社が参加。定年退職者や、移住して仕事を探している人など妙高市で就職を考えている人たちが訪れ、各ブースをまわって仕事内容ややりがい、職場の雰囲気など担当者から説明を受けていました。
求職者
「定年でいったん区切りなったので仕事があればと思って参加した。前職が事務職だったので事務の仕事がしたいと思っていたが、年齢的に事務の仕事がないので違う職種も経験してみようと思った。介護職はしたことがないけどい手伝いできることがあるか仕事内容を聞いた」
求職者
「直接面接というのはハードルが高い。どういう仕事内容か、どういう人を希望しているか知ることで全然知らない企業にもアプローチできる」
参加した企業は、仕事内容の紹介だけでなく、妙高市の出身者に対しては、地元で働くことが地域貢献につながることや、親しんだ地域での人脈が仕事に役立つことなど、 地元で働くメリットをアピールしていました。
林業の担当者
「慢性的に人手不足。仕事があっても受けられない状態。今年も高校生の募集をしたけど募集はゼロだった」
福祉施設の担当者
「高齢化で介護が必要な人が増えている。最低限の人数では業務的に厳しい。余裕をもった人数はいてほしい」