新しい「市役所2号館」は、はじめの案より「15m」高くなるみたい。デザインの変更も
市役所の山側に建設予定の「2号館」が、いまある「1号館」より高くなるようです。神戸市中央区加納町6-5-1
提案当初のイメージ図
新「2号館」は、2022年の事業者決定時にイメージ図が公開され、「高さ約125m」とお隣の「1号館」よりは「7m低い」高さが想定されてました。
最新の「完成予想図」がこちら。色味が少なくなったからか、シンプルな印象です。
新しいデザインでは、地下2階、地上28階で「高さ140m」となる計画で、「1号館」より8m高くなります。
高さが変わった理由は、景観協議の中で「高層部」を北側ではなく南側に寄せることになったから。
高層部より広い「低層部の屋上」は「緑地」として利用される計画で、「三宮駅側から緑地が見えた方が良い」や「周辺への圧迫感を軽減する」という理由で南側に寄せることになったそうです。
その分「フロアが増えたり、機能配置に変更があった」ため、元の案より4階、15m高くなったとのこと。
5階あたりにある緑地、遠くからどの程度見えるようになるのか、気になるところですね。
地上100mの「1号館」の展望ロビーからの眺めです。デザインの変更によって、ここにかなり近い距離で「2号館」がそびえることになります。
「2号館」の高層部は「ホテル」になる計画なので、ここから山側の街の景色を気軽に眺めることは難しくなるかもしれませんね。
ちなみに、「神戸三宮阪急ビル」にも自由に入れる「展望フロア」があるので、そちらを利用するという手はあるかも。
最近完成した「連絡棟」とは「2階部分」が渡り廊下でつながり、「1号館」や「中央区役所」とも地上に出ることなく行き来できるという「新2号館」。
完成予定は「2028年度」、今から約4年後を目指して建設工事が行われていくことになります。