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【審議】ワタミが初の「サブウェイ旗艦店」をオープンしたので店舗限定メニューを注文してみた結果……

ロケットニュース24

昨年、日本サブウェイを買収したワタミ。渡邉美樹会長は20年で3000店舗を目指すとしていることは以前の記事でお伝えした通りである。その先駆けとして、2025年4月10日、ヨコハマベイサイド本店がオープンした。

ワタミが手掛けるサブウェイのモデル旗艦店であるこの店。ワタミ版サブウェイの未来を占う意味でも重要な位置づけの店舗と言えるだろう。

【画像】サブウェイ旗艦店オープン日は大行列

・行ってみた

横浜高速鉄道みなとみらい線の馬車道駅から赤レンガ倉庫方向に歩いていく運河を渡る直前に店があった。

アパホテルの道路を挟んだ向かいで、近場にプレイスポットがある立地。これは2月13日に大鳥居駅のワタミ本社1階にオープンしたワタミ直営サブウェイ1号店から一歩踏み出した形と言えるだろう。それにしても……

もの凄い人だ。私(中澤)が着いたのは初日オープン時間直前の11時50分頃だったけど、行列がビルをぐるっと回っていて、最後尾からでは店舗前の様子はもちろんメニュー看板も確認できなかった。

・店舗限定メニュー

取材陣もいっぱいいて、なんならテレビ取材されたのでどこかのニュースに映るかもしれない。それはさて置き、取材してきたテレビのスタッフさんに聞いたところによると、ヨコハマベイサイド本店には店舗限定メニューもあるという。

で、そのメニューのラインナップについては配ってるメニューチラシには載ってなかったんだけど、店の前に看板が出ていた。ここまでたどり着くのに30分かかりました。そんなわけで、店舗限定メニューは以下の通り。

・牛カルビチーズ(税込990円)
・シーフードグラタン(税込690円)
・サラダラップ・チリチキン(税込620円)
・サラダラップ・てりやきチキン(税込670円)

の4つ。前述2つは具が違うだけだが、サラダラップはどうやらガチで新しい形の商品のようだ。

普通「ラップ」と言えば柔らかいフラットブレッドで巻かれたヤツを想像するかと思うけど、サラダラップはレタスで具を巻いてるっぽい。それってまとまるの

・注文について

気になったので、「牛カルビチーズ」と「サラダラップ・てりやきチキン」を注文してみた。牛カルビチーズはカスタマイズにパンやソースやトッピングの項目がなく、野菜・アクセント野菜だけが選べる形。全入れで全部多めだ

サラダラップはカスタマイズの項目自体が表示されなかったのでそのまま単品注文することにした。

サブウェイが日本で流行らないのは「カスタムする注文が日本人向けじゃないから」という説がある。

選択肢が多すぎて初心者はよくわからないと。それで微妙にコミュニケーションも怖い的な。セルフオーダー式はおそらく、そこを解決しようとしているものかと思う。

タッチパネルのセルフオーダー式の場合野菜は増量までだし、ソースミックスもバジルマヨネーズしかない。要は、野菜上限みたいなちょっと掘った裏ワザはないのである。ここについて批判的な人もいると思うけど、まあとっつきやすいのは確かだ。

ちなみに、このセルフオーダー式サブウェイはワタミ参入前からあった。だけど、ヨコハマベイサイド本店の店舗限定メニューのカスタマイズの少なさを見るに、セルフオーダー式に代表される日本人にとっての注文しやすさをより優先する方向であるように感じられた

・正直レビュー

初のモデル旗艦店に対しての私の所感はそんなところなので置いておいて、まずは「牛カルビチーズ(野菜大盛)」を食べてみたところ……

これは肉の存在感をしっかり感じるサンドイッチだ。そもそも、牛肉がサブウェイにおいては珍しい気がするけど、コチュジャン的な赤いタレもついてて味にパンチがある。なんでも、「焼肉の和民」で培ったノウハウを詰め込んだものなのだそうな。

肉がちょっと入ってるとかではなく、焼肉感がちゃんとあるのは良い。ただ、990円はサブウェイのサンドイッチの中では最高値になるのでそれがファンに受け入れられるかだな。

・超正直レビュー

続いては、問題の「サラダラップ・てりやきチキン」である。サブウェイの包装紙の中は、もう1段階白い包み紙で包まれている本商品。開けてみたところ……

ガチでレタスだけで具を包んでいる。見た目的に野菜推しは分かりやすいけれど、白い包み紙を持ちあげただけでてりやきチキンが飛び出てきたんだけど大丈夫なのか? 食べてみた結果……うん、忖度なしで言わせてもらおう

正直、めちゃくちゃ食べにくい。噛みついたらよりバラけるし、レタスは持ち手になるほど丈夫じゃないし、てりやきチキンは滑るしでラップみたいに片手で持って食べられるようなフードでは全くない。皿の替わりに白い袋で包んだだけのサラダである。

ただ、味自体は悪くない。レタスの中には焼肉屋のお通しみたいなにんじんの酢の物が入っていて、てりやきチキンの後味をスッキリさせている。クッ、皿さえあれば

とは言え、ワタミも初のサブウェイ旗艦店。手探りなことは言うまでもないだろう。そういう意味では攻めの姿勢が感じられた。新しいサブウェイを作ると同時に、これまでのサブウェイの良いところも残しつつ進んでいってくれることを願わずにはいられない。

・今回紹介した店舗の情報

店名 サブウェイヨコハマベイサイド本店
住所 神奈川県横浜市中区海岸通4丁目24
営業時間 月~金7:00~21:00 / 土日祝9:00~21:00
定休日 無休

執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

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