【韓国ドラマ】時代劇ファン必見!コメディからシリアスまで全感情を揺さぶる5選
ストーリーも多彩な韓国ドラマの時代劇5選
わかりやすい現代劇で繰り広げられる韓国作品もいいですが、凛々しい姿で登場する韓国スターの姿が見られる時代劇だって負けていません。
(画像)コメディからシリアスまで! 見どころしかない韓国時代劇5選
人気俳優からベテラン俳優まで、最新の韓国時代劇をご紹介します!
1:『青春ウォルダム~運命を乗り越えて~』
世子のイ・ファン(パク・ヒョンシク)は、“幽霊に呪われている”と噂をされていました。1年前に右肩を矢で射られてから右腕が使えないのではと疑われ、世子にふさわしくないとの議論まで持ち上がるほどに。
ある日、ファンの師匠であるミン・ホスン一家と家族が毒殺され、ホスンの娘ミン・ジェイ[チェイ]/コ・スンドル(チョン・ソニ)は、家族を殺した容疑者として追われて……。
呪われた王世子と、殺害犯にさせられた娘の運命を描く青春ミステリー・ロマンス時代劇『青春ウォルダム~運命を乗り越えて~』(2023年)。ファンを演じるパク・ヒョンシクといえば、パク・ソジュンと共演した青春時代劇『花郎<ファラン>』の凛々しい姿も話題となっただけに、今作もその時代劇姿を堪能できます。
無実の罪を晴らそうとするファンとジェイが陰謀と謎を解いていくミステリー要素に加えて、異なる魅力を持つ若者たちの吸引力、そして過酷な運命に直面しながらも、真実の愛を探すふたりから目が離せません。
2:歴史ロマンス時代劇『恋人~あの日聞いた花の咲く音~』
『恋人~あの日聞いた花の咲く音~』 U-NEXTにて独占配信中 ©2023MBC
1636年の春、お嬢様育ちゆえにあまり世間のことを知らないヌングン里の両班の娘ユ・ギルチェ(アン・ウンジン)は、運命の出会いを夢見ていました。しかし、初恋相手が自分の親友と恋仲であると知り、やきもきする日々を送っているなか、村を訪れていた謎の男イ・ジャンヒョン(ナムグン・ミン)に出会って……。
過酷な時代の波に翻弄されながらも、出会いと別れを繰り返す男女の愛を描いた歴史ロマンス時代劇『恋人~あの日聞いた花の咲く音~』(2023年)。今作は「第60回百想芸術大賞」で作品賞を受賞し、10年ぶりの時代劇出演となったナムグン・ミンが同大賞の男性最優秀演技賞と「2023 MBC演技大賞」でも大賞を受賞(合計8冠受賞)するなど、注目を集めた作品です。
飄々としているジャンヒョンは、ギルチェと出会い、本当の愛を知ることに。そして戦争によりたくましくなっていくギルチェ。史実とフィクションを織り交ぜた、スケールの大きな世界観も見どころです。
3:ラブコメ時代劇『哲仁王后~俺がクイーン!?~』
『哲仁王后~俺がクイーン!?~』 U-NEXTにて配信中 © STUDIO DRAGON CORPORATION
最年少で韓国の大統領府青瓦台の料理長に就任したチャン・ボンファン(チェ・ジニョク)は、現代のプレイボーイ。
ある出来事により、ホテルのベランダからプールへ転落し、自分の魂が朝鮮時代までタイムスリップして、さらに王妃キム・ソヨン(シン・ヘソン)の体に入り込んでしまいます。体は女性のソヨンながら、心の声と意識は男性のボンファンとなってしまって……。
現代のプレイボーイの魂が朝鮮時代の王妃の体に入り込んだことで巻き起こる、ラブコメ時代劇『哲仁王后~俺がクイーン!?~』(2021年)。ソヨンが、“仮面夫婦”の国王・哲宗(キム・ジョンヒョン)との初夜の儀式だけでも避けようと奮闘する場面や、中身が男という設定のなか、がさつに王妃を演じるシン・ヘソンもチャーミングながら、爆笑させてくれます。
そして最新主演作『Missナイト & Missデイ』も好調なチェ・ジニョク、ソヨンの従兄キム・ビョンインを演じたナ・イヌと、惹きつけられるキャストも魅力。
また、スピンオフ『哲仁王后 竹の森』もあわせて観ると、より面白さが広がるはず!
4:婚活ラブコメ時代劇『婚礼大捷<こんれいたいしょう> -愛結ぶ二人-』
科拳(官僚登用試験)に最年少主席で合格したシム・ジョンウ(ロウン)は、王の婿として選ばれるも、婚礼中に王女が亡くなり一日にして若い寡夫に。出仕もできず8年間、鬱憤をためていたジョンウでしたが、あるとき、未婚の3姉妹を結婚させるよう王命が下ります。
そこで“仲人の神”ヨジュことチョン・スンドク(チョ・イヒョン)宅へ行き、共に協力しあうようになって……。
朝鮮時代を舞台に、男女を結婚させるため仲人として奔走する様子を描いた、婚活ラブコメ時代劇『婚礼大捷<こんれいたいしょう> -愛結ぶ二人-』(2023年)。
日本でも人気のロウンは、パク・ウンビンと共演した時代劇『恋慕』でも話題を呼びましたが、今作では、ゾンビ学園ドラマ『今、私たちの学校は…』でも注目されたチョ・イヒョンとのダブル主演。
ふたりが次第に恋へとつながっていくシーンは、つい引き寄せられそう。さらには、ストーリーのテンポの良さが心地いいはずです。
5:ロマンス時代劇『魅惑の人』
王の弟イ・イン/チナン大君(チョ・ジョンソク)は、臣下として仕えてきたものの、清の人質から戻り、欲望渦巻く王宮へと戻ります。しかし、政権争いによって病んだ兄に冷遇され、居場所をなくしていた矢先、兄が病に倒れて王の座に就くことに。
あるとき、女性であることを隠し、男装をして“賭け囲碁師”として暗躍するカン・ヒス/カン・モンウ(シン・セギョン)と出会ったイン。ふたりは友人として関係を築いていくものの、王権と政治的権力をめぐる争いに巻き込まれていって……。
男装ヒロインのヒスが、陰謀に巻き込まれながらも、王インと愛し合っていくロマンス時代劇『魅惑の人』(2024)。『賢い医師生活』などでも知られるチョ・ジョンソクは、ミュージカル界のスターでもあり、今作も王としてのカリスマ性を放つ堂々たる演技に釘付けに!
*
現代劇では見られない姿や時代性を見ることができる、韓国時代劇。人気俳優からベテラン俳優まで、さまざまなストーリーで、架空の世界に連れて行ってくれます。
時代劇とはいえ、ドタバタな展開となるラブコメディもあれば、シリアスなラブストーリーもあります。気になった韓国ドラマの時代劇があればチェックしてみてくださいね。
(mimot.(ミモット)/かわむら あみり)