しょうゆと塩だけで味付け!けんちん汁のシンプルレシピ
野菜の旨みたっぷりのけんちん汁♪
やさしい味わいのけんちん汁。冷蔵庫の残り野菜でたっぷりと作りましょう。お腹にたまる具材ばかりで、食べ盛りの子供にも、お酒の後のしめや夜食にもぴったり。味が染みた野菜と汁で体が温まります。
素材の味を存分に引き出すシンプルな味付けは、子供にも大人にも喜ばれる味わい。こしょうや七味唐辛子をふりかけて、アクセントをつけてもおいしいですよ。
調味料ふたつで作るけんちん汁のレシピ
調理時間:30分
保存期間:冷蔵で2~3日
調味料はしょうゆと塩だけのシンプルな味付けなのに、うま味たっぷりな味わいに仕上がるけんちん汁。野菜から出るだしが効いたスープまるごといただきましょう。でき上がったら2~3時間置いてから再度温めて食べるとより野菜に味が染み込みおいしくなりますよ。
材料(4〜5人分)
木綿豆腐:1/2丁(150g)
大根:1/4本
にんじん:1/3本
ごぼう:1/2本
長ねぎ:1/2本
こんにゃく:1/2枚
油揚げ:1枚
だし汁:800cc
ごま油:小さじ2杯
塩:小さじ1杯
しょうゆ:大さじ2杯
コツ・ポイント
こんにゃくと豆腐はちぎることで味が染み込みやすくなる
火の通りやすい大根は少し厚めに、その次はにんじん、ごぼうの順に厚さを薄くするなどの調整で歯ごたえが均等に
長ねぎ、豆腐、こんにゃくは炒めずに煮るところから作ってもOK
下ごしらえ
豆腐はキッチンペーパーで水気をよく切ります。こんにゃくはスプーンや手などでちぎり、水から火にかけ沸騰したら中火で2~3分ほどゆでます。油揚げは熱湯をかけ油抜きをして短冊切りにカットしておきましょう。
作り方
材料をカットする
野菜はよく洗い、大根とにんじんはいちょう切り、長ねぎとごぼうは斜め切りにそれぞれ5~7mmの厚さにカットします。ごぼうは先にカットして水に4~5分ほどさらしておきます。野菜の皮は汚れ具合やお好みでむいてくださいね。今回は大根だけ皮をむきました。
材料を炒める
鍋でごま油を熱し、大根、にんじん、ごぼう、長ねぎを加えて、ごま油が材料にまんべんなくまわるまで炒めます。塩をふりかけ、材料に味を染み込ませます。
木綿豆腐を手でちぎって入れ、こんにゃくを入れたら全体に軽く火を通します。
材料をゆでる
鍋にだし汁を入れ、沸騰したら油揚げを加えます。弱火で材料がやわらかくなるまで6~7分煮ます。
できあがり
最後にしょうゆを加えよく混ぜ合わせたら完成です。器に盛り付け、お好みで小口ねぎの輪切りや粗びき黒こしょうをちらしてできあがりです。味見して味が足りないようなら塩を足して調整してくださいね。
よくある質問
めんつゆでも作れますか?
めんつゆにはさまざまなだしと調味料が入った万能に使える調味料。基本レシピのだし汁を水に変え、しょうゆを除いて作ります。めんつゆの種類によって2倍縮や3倍縮があるので、用法にそって800cc作りましょう。塩はお好みでひとつまみ入れると味が引き締まりますよ。
みそを加えても良いですか?
みそを加えるて濃厚な味をたのしみたい方は、だし汁800ccに対して大さじ3~4杯入れて作ります。その場合、塩やしょうゆは入れずに作りましょう。塩やしょうゆ、みそを半々の量で作ってもおいしいですよ。お好みで味を調節してみてくださいね。
鶏肉や豚肉を入れても作れますか?
鶏肉や豚肉を入れるときは、初めに炒めてから野菜を炒めます。肉から出るコクやうま味がスープに溶け出し、より濃厚な味わいに。肉の部位はお好みで選んで構いませんが、鶏肉はもも肉、豚肉はバラ肉が野菜とよく合うのでおすすめですよ。
肉を炒めるときに塩こしょうを少々振って味をしみこませるとおいしいですよ。
ほっこりやさしい味わいのけんちん汁を作ってみよう!
野菜たっぷりでやさしい味わいの具だくさんけんちん汁。冷蔵庫に余った野菜をたくさん入れて作りましょう。上記の材料のほかに、さといもやじゃがいも、しめじやまいたけなどのきのこ類を入れてもおいしく作れますよ。ぜひ作ってみてくださいね。
ライター:donguri(webライター)