『愛犬をかわいいと思えなかった』…包み隠さず語られた『育犬ノイローゼ』のリアルが22万再生「泣けた」「ガチの裏側…ありがとう」と賞賛
YouTubeで話題になっているのは、ゴールデンレトリバーパピーと飼い主さんが歩んだ軌跡。包み隠さず語られた『育犬ノイローゼ』と日々の葛藤をとらえた光景は、記事執筆時点で22万回を超えて再生されており、多くの反響が寄せられることとなりました。
育犬ノイローゼに悩んだ数ヵ月…
YouTubeチャンネル『コロッケの飼い主ゴールデンレトリバー9ヶ月 アラサー独身女の暮らし』に投稿されたのは、ゴールデンレトリバー「コロッケ」くんがお迎えされたばかりの頃のお話。
ただただ可愛い、のほほんと過ごしたハッピー期はあっという間に過ぎ去り、コロッケくんと飼い主さんの戦いの日々が幕を開けたのだといいます。
包み隠さず語られた軌跡
この時期のコロッケくんは、飼い主さんが触れられる距離にいないとパニックになり、サークルやクレートに入れると何時間でも鳴き続け、粗相や自傷行為も…。
心を鬼にして根比べをした時は4時間半もの間、鳴き続けるコロッケくんを隣部屋のモニターから見守ったのだそう。
飼い主さんはお風呂にもゆっくり入れず、トイレさえも限界まで我慢しながら過ごしたために、膀胱炎を発症するまでに…。食事も床で取るような日々。
しかしいざサークルを開ければ、気になる場所に一目散に駆けて行くコロッケくんを見て『本当に私は必要なのか』と、考えてしまうなど完全に育犬ノイローゼに陥ってしまったといいます。
パピーとはいえ、興奮状態での本気噛みとなれば、やはり怖さを感じずにはいられず、生傷の絶えない日々に、さらに飼い主さんはどんどん追い込まれてしまったよう。
コロッケくんと幸せになるために、お迎え準備としてトリマーやドッグトレーナー、愛犬管理栄養士などの資格を取得されたという飼い主さんですが、我が子となるとなおさら、得たはずの知識を上手く活用できず、愛しているからこそ感情的になり、涙を流すことしかできなかった夜もあったといいます。
そこで、コロッケくんとの暮らしを1からやり直すために、ドッグトレーナーさんの協力を得ることを決心。コロッケくんと飼い主さんにあったトレーニングを開始したところ、徐々に落ち着き始めたのだそう。
現在のお姿に感動と涙
そして育児ノイローゼから7ヵ月…関係性は当時とは比べ物にならないほど良いものとなり、生後9ヵ月を迎える今では、家中フリーにして、好きな場所でのびのびと過ごすようになったというコロッケくん。
目を合わせてしっかりと飼い主さんのお話を聞くようになり、すっかり甘えん坊さんに成長。
7ヵ月後のアフター動画では、実際にやられたトレーニングや、どんどん変わっていくコロッケくんの様子、涙ながらに語られた飼い主さんの思いを見ることができます。
そして今、育犬ノイローゼに悩む飼い主さんへ『自己嫌悪に陥らないでほしい』『気持ちは後からついてきます』『SNSに振り回されたり、他犬さんと比べたりする必要はない』『こうすべき!という動画等が沢山あるが、それが合うかはその子による』そう語った飼い主さん。ご自身が育犬ノイローゼと向き合い、乗り越えたからこその言葉は多くの人々の救い、支えとなりました。
真剣に向き合ったからこそある、コロッケくんと飼い主さんの絆。まだまだ成長中のコロッケくんがどんな表情を見せてくれるのか、これから先も楽しみでなりませんね。
この投稿には「寝顔を見て、ごめんねって胸が痛むんよね」「思い出して泣けてきた」「うちも同じでした」「今、まさにお迎え二週間目でノイローゼ気味です」「きっと言いたくない部分もあったはず。それでも裏側を隠さず動画にしてくださりありがとうございます」など多くのコメントが寄せられています。
写真・動画提供:YouTubeチャンネル「コロッケの飼い主ゴールデンレトリバー9ヶ月 アラサー独身女の暮らし」さま
執筆:ayano
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。