【動画】物価高で庁舎光熱費や給食食材費も不足 小菅淳一上越市長が12月補正予算案発表
新潟県上越市の小菅淳一市長は2025年11月25日、就任後初の市議会12月定例会に提案する補正予算案を発表した。補正予算案の主な内容は、物価やエネルギー価格の高騰などの影響による庁舎の光熱水費や学校の給食食材費などの不足分の補填(ほてん)。
《画像:定例記者会見で記者の質問に答える小菅市長》
13億5512万円の増額補正で、予算規模は1059億5014万円となる。市の貯金に当たる財政調整基金から11億1767万円を繰り入れて財源に充てる。繰り入れ後の財政調整基金残高は44億3839万円となる。
補正予算の内容は、夏の渇水対策経費の補填に4億1492万円、市立小中学校などの給食食材費の不足分の補填に7923万円、小学校の光熱水費の補填に5490万円、市庁舎の光熱水費補填に790万円など。
生活者や消費者に対する物価高対策について小菅市長は国の経済対策を見極めた上で12月定例会後に対応するとしており「何が上越市にとって一番いい方法なのかをよく検討して適切に対応を講じる」と話した。
市議会12月定例会の会期は12月4〜18日。