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JR相模原駅北口補給廠一部返還地 向陽小6年生 新たなまち提案 ゴンドラ、展望台など「らしさ」満載

タウンニュース

スライド資料や動画を駆使し、クラスごとにまとめた新たな街の提案を萱野克彦中央区長にプレゼンした(写真上)・各クラスが1年間かけて考えてきた新たな街を模型で具現化した(同右)

向陽小学校の6年生が1月31日、市職員会館で萱野克彦中央区長に、相模原駅北口地区の新たなまちづくりについてクラスごとにプレゼンした。

6年生は今年度、「総合的な学習の時間」で春先から相模原駅周辺について学びを進めてきた。この日は同駅北側に広がる米軍相模総合補給廠およそ214ヘクタールの一部で、2014年9月に国に返還された約17ヘクタールのうち、道路・鉄道用地を除いた約15ヘクタールを中心としたエリアをフィールドに児童が思い描く「未来のまち」をクラスごとに発表した。

1組は時計台をシンボルとしたまちを提案。アリオ橋本と時計台の間にゴンドラを配した。2組は相模原を知ることができる資料館や展望台を設けた。10階建てのホテルがある。SDGsをテーマにした3組は空気を綺麗にする植物とマンションを融合した「植物マンション」を提案。4組はユニバーサルデザインをテーマにしたまちを構想し、案内表示や移動手段、トイレ、休憩所などについて具体的なプランを示した。

児童の発表を受け萱野区長は「一生懸命に考えた提案に胸が熱くなりジーンときた。各クラスの発表に共通した内容も含まれており、それがまちづくりには重要な視点だと感じた」などと話した。

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