『ワイスピ』ラスト映画は2作構成、ホブス合流でドムと和解か ─ ヴィン・ディーゼル示唆
『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』(2023)に続くメインシリーズ完結作には、まだ2作構成になる可能性が残っているようだ。ドウェイン・ジョンソンが演じるホブス合流の展開もある様子。ドミニク・トレット役での主演とプロデューサーを兼任するヴィン・ディーゼルが自身のSNSで示唆した。
『ワイスピ』シリーズを終結させるという次回作は、タイトルを含めてまだわからないことが多い。ディーゼルは以前、『ファイヤーブースト』を「フィナーレの3部作ということにできないか」と、残り2作が製作される可能性も示唆していたのだが、その後の進捗については不明だ。撮影はすでに始まっている。
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この度ディーゼルはSNSにて、満身創痍のドムとホブスが腰掛けるツーショット写真と共に、「2026年3月までにFastX2(=次回作)が必要だと、ユニバーサルは言っている」「コムキャストは、フィナーレに向けて2作が必要だと言っている」と投稿。現時点までに次回作の公開は2026年6月とされているから、公開を早めたい意向である様子。コムキャストとは製作ユニバーサルの親会社のこと。
さらにディーゼルは「『ワイルド・スピード MEGA MAX』の脚本家が俺にこの画像を送ってきて、ドムとホブスがわだかまりを解消するのが見たいと言ってきた」と連ね、「俺はただ、リアルなストリート・レースや実写スタントに戻したい……そして、あの美しきブラザーフッドをもう一度やりたい。ハッピー・サンクスギビング」と締めくくっている。
ディーゼルとジョンソンは価値観の違いから不仲関係にあったとされ、作中でもドムとホブスは対立することがあった。『ファイヤーブースト』のラストではホブスが『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019)ぶりに姿を見せ、本シリーズ合流を匂わせていた。
ドムとホブスの再会は、ファンにとって大きな関心ごとの一つだ。前作『ファイヤーブースト』からはまだ未解決の事柄も多いので、映画2作かけて壮大なラストランを演出するという可能性は大いにあり得そう。ストリートレースが描かれた初期作への原点回帰についても期待したい。