松竹大谷図書館、十一月歌舞伎座特別公演『ようこそ歌舞伎座へ』にちなんだ展示企画を開催
松竹大谷図書館では演劇・映画の専門図書館であるということを所蔵資料を広く知ってもらおうと、閲覧室にて、展示ケースでの所蔵資料ミニ展示と、資料を手にとって見ることができるブックトラックでの資料紹介を開催している。
第103回所蔵資料ミニ展示では、平成25年に新開場し、歌舞伎の殿堂として親しまれている第五期歌舞伎座。今回の展示では、第一期歌舞伎座(明治22年~明治44年)から、惜しまれながら閉場した第四期歌舞伎座(昭和26年~平成22年)までの松竹大谷図書館ならではの貴重な資料や写真を紹介し、歴代歌舞伎座の変遷をたどる。
そしてブックトラック資料紹介では、今月は、十一月歌舞伎座特別公演『ようこそ歌舞伎座へ』にちなみ、「ようこそ歌舞伎座へ ようこそ松竹大谷図書館へ!」と題した展示企画を開催。上演演目『三人吉三巴白浪』、『石橋』の台本やプログラムのほか、歌舞伎関連図書や歌舞伎座の歴史、劇場の写真集など、歌舞伎座のあれこれを紹介している。
歌舞伎について興味を持った方はもちろん、詳しく調べたいという方まで、歌舞伎を愛するすべての方が楽しめる資料が揃っているので、気軽にお立ち寄ってみてはいかがだろうか。