不要品回収 緑化に貢献 梅田小児童 市から感謝状
梅田小学校の児童が2月13日、不要品回収プロジェクト(FKP)の売り上げ1万265円を、太陽光発電設備普及啓発基金と緑のまちづくり基金に寄付。佐藤光市長から感謝状が贈られた。
FKPは、同小の運営委員会の児童が、本やCD等の不要品の提供を呼びかけ、ちがさき環境フェアの会場や校内で回収し、リサイクル事業者へ売却して得た売上金を市の環境に関する基金に寄付をするもの。不要品の提供を呼びかける校内放送での広報活動や、返礼品として端切れや牛乳パックを使用したコースター作りなどを自主的に行ってきた。計232点の不要品を回収、売却した。
委員長の坂之上莉乙さんは「活動を通して、交流や協力することでやりがいを感じ、その大切さを学べた。みんながこの(市長表敬の)ような体験ができたら、もっと学校が楽しくなる。後輩には私たちを上回る活動を期待したい」と話した。佐藤市長は「貴重な浄財を1円も無駄にせず市のために使わせてもらう。みんなの中から大きく輪が広がれば」と期待を寄せた。