庭に現れた『足の動かない猫』を家族に迎えた結果→2年が経過した現在は……「涙がでてしまった」「奇跡の子だね」と感動する人続出
人気YouTubeチャンネル『保護猫とTOSAN家ch』に投稿されたのは、保護猫・エンパチくんの物語です。
運命的な出会いから保護後2年間の軌跡を辿った当動画は公開後9日で1.4万再生を記録するとともに、「素晴らしい感動」「これからも元気に、みんなと楽しく過ごしてね」等の反響が殺到しています。
骨盤骨折から驚異の回復をみせた元野良猫ボーイ『エンパチ』くん
飼い主さんご夫妻とエンパチくんの出会いは2023年2月14日。この日、いつもより遅い出勤で自宅を出たパパさんは、後ろ足を引きずって歩く彼を庭内で発見し、戸惑いながらも保護に踏み切ったといいます。
動物病院で明らかになったのは歩行困難の原因で、エンパチくんの骨盤には骨折の跡が。「絶対に幸せにしなきゃ」。どこかもの悲しげなエンパチくんの姿にそう決意を固めた飼い主さんは、彼を家族に迎えるとともに、無我夢中のお世話を開始したそう。
歩行困難から奇跡的にも回復し、保護1ヵ月後には自力で歩けるようになったというエンパチくん。一方の飼い主さんは、保護当初の心境を「本当は保護したくなかった」と振り返ります。その理由は、先住猫『たけし』くんにありました。
先住猫との別れのあとに奇跡の出会い
たけしくんWキャリアの猫ちゃんで、飼い主さんご夫妻と最期の4ヵ月を過ごしたのち、推定8歳で天国へ。エンパチくんが庭を訪れたのはそのわずか17日後のことで、まだ心の整理がつない時期のことだったといいます。
突然の出会いに驚きながらもエンパチくんを保護し、どうにか彼の後ろ足を治そうと奔走するなか、気づけば悲しみが癒えていたと語る飼い主さん。これはたけしくんが導いてくれた縁ではないかと、そう信じているとのことです。
保護3年目、兄猫となったエンパチくんの現在は
歩行困難からの回復後も後遺症が出ることなく、元気に過ごしているというエンパチくん。その後、彼は新入り猫さんたちに優しい先輩として接するとともに、今もなお飼い主さんご夫妻にたくさんの幸せをもたらしているそうです。
縁に導かれるかのような不思議な出会いに骨盤骨折による歩行困難からの回復と、奇跡を積み重ねた2年間を記録した当動画には、「たけし君が、自分がいなくなって悲しんでいるとーさん、かーさん、なーさんに、寂しくない様に、悲しみを引きずらない様に、えんぱち君を導いてくれたのではないでしょうか…」「エンパチ君本当に保護ありがとうございます。あんなに動かなかった後ろ足歩けるようになってよかったです。もうエンパチ君3歳なんですね。おめでとうございますます」等の反響が殺到しています。
エンパチくんのほか、先住猫『なーさん』、後輩猫『ふくちゃん』『ロイくん』『艶吉』くんと暮らしている飼い主さんご夫妻。人気YouTubeチャンネル『保護猫とTOSAN家ch』では、キュートな猫ちゃんたちによるにぎやかな日常をご覧いただけます。
写真・動画提供:YouTubeチャンネル「保護猫とTOSAN家ch」さま
執筆:2525
編集:ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。