空に手伸ばし福つかむ 亀ヶ池八幡宮で節分祭
上溝の亀ヶ池八幡宮(根岸浩行宮司)で2月2日、日頃の邪気を祓い1年の平穏無事を祈願する伝統行事「節分祭・豆撒き神事」が開催された=写真。境内は「福」を授かろうと訪れた多くの人で賑わった。
まず本殿で行われたのは、福男福女(年男年女)が追儺(ついな)板を叩く音や神職が大太鼓を鳴らす大きな音で鬼を退散させ、厄をはらう「追儺(ついな)の儀」。その後、「福豆撒き」が行われ、神楽殿の前に集まった人々は「鬼は外、福は内」の掛け声が響く中、「福」を授かろうと必死に手を伸ばしていた。