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パリ五輪陸上女子1万m代表の小海遥選手へエール 妙高市の母校児童が寄せ書き

上越タウンジャーナル

パリ五輪陸上女子1万mに日本代表として出場する新潟県妙高市出身の小海遥選手(21、第一生命グループ)を応援しようと、母校の市立新井中央小学校の6年生67人が2024年7月22日、日の丸に寄せ書きを書いた。寄せ書きは市を通して小海選手に届けられる。

《画像:日の丸に小海選手へのメッセージを書く新井中央小6年生》

小海選手は2014年度の卒業生で、在学時に出場した地元のマラソン大会がきっかけで陸上競技を始めた。寄せ書きは先輩の活躍を後押ししようと企画された。

国旗は高さ90cm、幅120cmで、中央に「輝け‼ 小海遥選手」と書かれている。児童たちは真剣な表情で「絶対1位になれます」「世界に負けるな!頑張れ!」「家族全員で応援します」など思い思いにメッセージをしたためた。

《画像:「小海遥選手頑張れ」と声を合わせエールを送る児童ら》

1番にメッセージを書いた女児(11)は「諦めずに走る姿を見てすごいと思った。自己ベストを出して金メダルを取ってほしい」と話し、男児(12)は「学校の先輩がオリンピックに出るのはすごくうれしいし、自慢」と目を輝かせていた。

寄せ書きは母校の市立新井中学校陸上部も作成し、二つ合わせて今月中に小海選手に届けられる。女子1万mは日本時間で8月10日未明に行われ、市はパブリックビューイングを計画している。

小海選手は市立新井中央小、同新井中出身。仙台育英高卒業後に第一生命グループに入社し、1万mでは昨年7月のアジア陸上競技選手権で優勝、12月の日本選手権ではパリ五輪の参加標準記録にあと17秒まで迫る30分57秒67の自己ベストを記録した。パリ五輪の出場資格を表すワールドランキングで出場枠の27位以内に入り、パリへの切符をつかんだ。小海選手の五輪代表入りは初めてで、同市初の夏季五輪代表選手の誕生となった。

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