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〈明日香村〉1400年の古都・飛鳥の里山を彩る「彼岸花」の名所4選

Narakko!

神社仏閣や金色の稲穂との対比が美しい!明日香の秋の風物詩

奈良県明日香村では9月中旬から末頃にかけて、村内各所で彼岸花が見頃を迎えます。1400年の古都に残る社寺や実る稲穂が美しい里山の風景に咲き誇る彼岸花の群生地4か所をご紹介♪

【目次】

❶ 国営飛鳥歴史公園 キトラ古墳周辺地区(檜前休憩所付近)

国営飛鳥歴史公園キトラ古墳周辺地区では北方にある「見晴らしの丘」「檜隈寺跡休憩案内所」の東側斜面を中心に彼岸花が群生します。

古代の渡来系氏族「東漢(やまとのあや)氏」の氏寺跡と伝わる史跡「檜隈寺跡(於美阿志神社)」の境内周辺にも群生する彼岸花が点在しています。

於美阿志神社付近(2018年撮影)❷ 橘寺付近

橘寺は聖徳太子生誕の地といわれ、二面石や三光石といった不思議な石造物や奇岩、往生院の華やかな天井絵などでも知られています。

寺の北側に広がる田園の畔に咲く彼岸花は人気の撮影スポットで、周辺を散策する多くの方が足を止めて撮影しています。東に見える山や岡集落を背景に撮影するのもオススメ!

❸ 飛鳥寺付近

飛鳥寺は蘇我馬子が発願し、596年に創建された日本最初の本格的寺院。創建当初から場所を動いていないといわれる本尊の銅造釈迦如来坐像は「飛鳥大仏」の名で親しまれています。

境内南西には田畑が広がり、あぜ道に沿って彼岸花が群生しています。来訪者の散策路にもなっている農道から鑑賞を楽しめます。

❹ 大官大寺跡付近

天武天皇が造営したとされる「大官大寺」の跡地。平城遷都後の大火で焼失、また明治期の橿原神宮造営で礎石が運び去られ、現在は土壇がわずかに残るのみ。寺のほぼ全域が田畑になっています。

こちらも飛鳥寺同様、農道沿いのあぜ道を中心に彼岸花が群生しています。この付近の農道はかなり細いので、農作業をされている際の通行や撮影には十分注意しましょう。

写真は大官大寺跡よりももう少し南の場所(2018年頃の撮影)

飛鳥寺西方の農道から大官大寺跡付近までの約1.5㎞を南北に通る農道沿いは彼岸花スポットがたくさん。道中の飛鳥水落遺跡/石神遺跡付近も綺麗に咲いていますよ♪

★ 稲渕棚田案山子祭り[9/22・23]

棚田の絶景が広がる稲渕地区は村でも有数の彼岸花鑑賞スポットでしたが、近年は気候の変化やイノシシによる掘り返しなどから、これまでのような風景はほとんど見れなくなってしまったそう。

ですが!例年開催されていた「彼岸花祭り」は「稲渕棚田案山子祭り」として本年も9月22日(日)・23日(月・祝)の2日間開催されます!!

令和5年村長賞「ヤッホー!!明日香村で大冒険!!」

今年の案山子コンテストのテーマは“絆”。個性あふれる案山子が立ち並ぶ案山子ロードを散策しながら、稲穂が色づく明日香の里を満喫してください。マルシェやステージイベントもありますよ♪

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