未来につなぐ桜を植樹 オーナー85人が弘法山で
弘法山公園で2月22日、「市制施行70周年記念弘法山公園桜の植樹祭〜みんなでつなぐ未来の桜〜」が開催された。秦野市桜の植樹推進実行委員会と秦野ライオンズクラブの共催で、当日は募集で集まった桜のオーナーやその家族、関係者ら約120人が参加。オーナー制で集まった30本含めた神代曙35本を男坂脇の斜面に植樹した。
桜のオーナーを募った植樹は、2009年に水無川上流で行われたオカメ桜以来16年ぶり。実行委員会の会長である高橋昌和市長と秦野ライオンズクラブの関野滋一会長をはじめ、横山むらさき市議会議長、神倉寛明県議、谷和雄県議ら来賓が出席し、式典を行った。
その後、参加者らは植樹会場に移動。夫婦や親子、ペット連れなど85人が造園業者のサポートで桜を斜面に植え、ネームプレートをかけた。参加者からは「眺望が良く、いい催しだった」などの感想が上がった。
今回の植樹に合わせ、男坂脇には遊歩道が整備されている。高橋市長は「今後も桜の成長を見守り、みなさんに何度でも訪れていただければ」と話した。