港北警察署 神奈川県警察柔道・剣道大会で優勝 日頃の鍛錬発揮
港北警察署はこのほど、神奈川県警察学校で行われた「神奈川県警察柔道・剣道大会」の剣道の部で優勝した。
技術と士気の向上などを目的として開催され、58回目となる今回は、コロナや震災の影響で6年ぶりに開かれた。全54署が出場し、署員数に応じて18チームずつに分かれて実施。同署は大規模署が揃った「A組」として参加し、トーナメント方式で勝ち抜いた。1988年と96年に頂点になっている同署は、3回目の輝かしい成績を残した。
レギュラー・補欠・練習メンバーら9人は、日々訓練を行う中で、特に秀でたメンバーで構成。1戦目は茅ヶ崎署、2戦目は大和署、3戦目は厚木署と対戦し大将戦までもつれこんだ。中でも2戦目は、大将戦も引き分けとなり代表戦で勝敗が決まるほどの接戦だった。準決勝は伊勢佐木署と当たり3-1で勝利。決勝は戸部署と試合し、先鋒・次鋒が勝ち、中堅・副将が破れ、大将で白星をあげた。
監督を務めた地域課の岡村正之巡査部長は優勝したことに対して、「純粋に嬉しい」と話し、「優勝を狙い、署一丸となって挑んだ」と振り返った。大将として出場し、負けなしだった、地域第二課の五月女佳範さんは、「執行力を強化して凶悪犯に対応するなど、地域に貢献したい」と口にした。