久屋大通|肉の王様「シャトーブリアン」をおなかいっぱい食べられる焼肉専門店
「シャトーブリアン」とは、牛のヒレの中心部に位置する希少な部位。
牛1頭からとれるヒレは、おおよそ4キロ。
そしてシャトーブリアンはその中でと600グラムほどしかとれないといわれています。
そんなシャトーブリアンを食べられる極上のコースがあると訪れたのは丸の内。
今回は、かつてメールアドレスの暗証番号が「8929daisuki(やきにくだいすき)」だった私を唸らせた焼肉店のご紹介です!
シャトーブリアンのコースを堪能!珍しいシステムの焼肉店「焼肉 喜久(きく)」
焼肉を食べると「これ以上の幸せがあるものか…。」と感じる方も多いのではないでしょうか。
これは単純にお肉が美味しいというだけでなく、牛肉を食べることで、幸せホルモンともいわれる「セロトニン」を増やせるとおわれています。
牛肉を食べることで「トリプトファン」という成分が含まれる良質な必須アミノ酸を摂取できます。この「トリプトファン」という成分が「セロトニン」を作り出す材料といわれています。
人間が幸福感を得るときは、脳内でセロトニンが分泌されているといわれています。つまりセロトニンを意識的に分泌させることで幸福感をがっつり感じられるというわけなのです。
「牛肉を食べてセロトニンが分泌できる?」そんな情報を手にしたストレス社会に生きている私たちが向かう先は、ただひとつ!
焼肉店です。
ということで今回向かったのは、「久屋大通駅」から徒歩5分ほどの場所にある「焼肉 喜久」さん。こちらは、何とも珍しい独自のシステムを採用した焼肉店なのだそう。
久屋大通駅を降りて久屋大通りを名古屋駅方面に歩き、呉服町通りを右へ曲がります。
そして、1本目をすぐ左に曲がった左手のビルの8階に「焼肉 喜久」さんがあります。
こちらの店の独自のシステムが「かなりお得なのでは?」という噂もチラホラ。どんなお店なの?という思い、そしてセロトニンを求めるダブルの思いを胸にやってまいりました。
8階にエレベーターで上がると、なんともリッチな大人の空間が広がっています。8階はカウンター席のみで、目の前の鉄板で焼肉を食べられるスタイル。
階段で9階に上がると個室があり、こちらは網焼きスタイルの席になっています。
奥にはVIPルームもあります。VIPルームにはテラスまで!まさに大人空間。令和のバブルが久屋大通駅にありました。
そしてそして、「焼肉 喜久」さんが提案する独自のシステムとは…。
テーブルチャージを支払うというシステムなのです。
「焼肉 喜久」さんでは、テーブルチャージを1人5,500円(税込)を支払うのがルール。そして、このテーブルチャージを支払うことで、お肉やお酒がほぼ原価に近い値段で楽しめるというのです。
一見、損するのではないか…と不安になるこのシステム。実は食べれば食べるほどお得になるという素晴らしいシステムなのです。
というのもメニューを開き値段を見ると、上ネギたんで1,210円(税込)、至高のカルビで1,100円(税込)、牛ホルモンで550円(税込)、生ビールで330円(税込)と、上質なお肉を使っているのにもかかわらず、とても安い!なかなかない料金システムですが、良質なお肉をたくさん食べたい方にもオススメのお店です◎。
そういうことなら、私もたらふく焼肉を注文しよう!とメニューを見ていると、目に飛び込んできたのが、「国産和牛のタンとシャトーブリアンのコース」。
なんと、こちらのコース、お肉の王様ともいわれるシャトーブリアンが1人300グラム付いているという素晴らしすぎるコースなのです!
シャトーブリアン300グラム!牛1頭からとれるシャトーブリアンはおおよそ600グラム。その半分!2人で来店したら牛1頭分のシャトーブリアン!衝撃!
これは食べるしかない……ということで、こちらのコースをすかさずオーダー!!
ちなみにこのコース料金にはテーブルチャージが含まれています。
シャトーブリアンを、心ゆくまで楽しめるということで興奮度は高まります。鼻息がまるで馬のようになってしまっているので、とりあえず、レモンサワーとキムチを注文。アルコールを入れないと心が落ち着きません。
キムチで乾杯して、心を落ち着けて…!!
●自家製レモンサワー 550円(税込)
●キムチ3種盛 550円(税込)
いざ「国産和牛のタンとシャトーブリアンのコース」スタートです!
●国産和牛のタンとシャトーブリアンのコース 16,000円(税込)※ドリンク別
まずはサラダ。野菜を最初に食べると太りにくいという情報はもはや周知の事実ですよね。極上のお肉を迎え入れる前のおなかのストレッチです。そして、このドレッシング美味しいです。あの有名な「イタリア食堂キャンティ」のドレッシングのような味わい。
お次は、薄くスライスした肩バラで玉ねぎスライスを包んだ逸品!青唐醤油に付けていただきます。これが美味いのなんのって!
このお肉は広島県でよく食べられる部位とのことで、広島ではコウネと呼ばれているそう。この部位も希少部位!牛1頭から2キロしかとれないらしいです。
しっかり牛肉の旨みが感じられます!肉好きの方に激推しの部位ですね。
広島県では、このコウネ部分を単体で切り落として食べているとのことですが、他県では、別部位の一部として一緒に切り分けられているので、なかなか出会うことができないそうです。このコウネ単体で食べられるのも、ここ「焼肉 喜久」さんの特徴かもしれません◎
次に登場したのが、国産和牛のタン!厚切りでぷりぷり。
レモンと塩をかけていただきます。細かいところですがレモンは国産。こういう細かいところからも食材のこだわりを感じますね。
そしてそして!ついにやってきました!
シャトーブリアン様!見てください、この分厚さとボリューム。300グラムのシャトーブリアンです。これが1人1つ付いてきます。
塊でじっくり焼くことで、やわらかく肉の美味しさが引き立つのだとか。こちらはスタッフさんが焼いてくれます(目の前、または鉄板で火を通したものを持ってきてくれて、こちらでお好みの焼き加減にするスタイルです)。
こんなに食べられないよ!と感じる方もいるとは思いますが、そこはお肉の王様シャトーブリアン様です。驚くほど上品な脂と美味しさでパクパクいけちゃいます。
こちらを、大根の鬼おろし、麹の青等味噌、ワサビなどを付けていただきます。
味変して食べられるのも、飽きずに食べられるポイント!
個人的には麹の青唐味噌がお好み。お肉はもちろん、ご飯のおともにもぴったりでした。本当にパクパク食べられちゃうのが不思議です。贅沢だ!
噛まなくてもいいほどのやわらかさと肉の旨みたっぷりのシャトーブリアンは、米沢牛か太田牛のどちらかが提供されるとのこと。
今回は、一般的な牛肉と比べ脂質融点(脂が溶ける温度)が低いとされる米沢牛のシャートーブリアンをいただきました。きめ細やかな霜降りが美しい米沢牛のシャトーブリアンは、口に入れるとまろやかにとろけて、嫌な脂っぽさが一切ありません。
コースにはライスと卵スープ、ナムルも付いているので、かなりのボリューム。セロトニン爆発の素晴らしいコースでした!
ちなみに、お米は輝くツヤとモチモチの食感が特徴の「銀の朏(みかづき)」を使用しているとのこと。しっかり食材にこだわっている点もうれしいポイントです。
そして、最後のデザートは「わらび餅」。このわらび餅は、「名古屋ドーム矢田駅」近くにある「喜来もちろまん亭」さんのわらび餅とのこと。とろとろでなめらか、たっぷりのきなこと黒蜜のハーモニーは、思わずニンマリしてしまうほどの美味しさ。
実は「焼肉 喜久」さんと「喜来もちろまん亭」さんは、元中日ドラゴンズの左腕、甲子園の優勝投手である山田喜久夫さんがオーナーとのこと。美味しいものを食べ尽くしているイメージがある元野球選手の方のお店ということで、そのお肉の味はお墨付きです◎。
ということで、「国産和牛のタンとシャトーブリアンのコース」は終了!セロトニンがきっと大量に放出されたであろうこの日は、かなり幸せな気分に包まれましたとさ。
今回は、シャトーブリアン1人300グラムにひかれてコースをチョイスしましたが、お次は独自のシステムでお得にお肉を楽しんでみたいと思います。
お店の雰囲気もバッチリなので、記念日やデートにも最適◎。ぜひ、特別な日をさらに幸せ気分にしたいときに、「焼肉 喜久」さんに訪れてみてください。セロトニン、たっぷり出ちゃいますよ♡
INFORMATION
店名:
焼肉 喜久 (YAKINIKU KIKU)
住所:
愛知県名古屋市中区丸の内3-22-8 HP-SQUARE MARUNOUCHI 8~9F
営業時間:
月・土・祝前日・祝後日
17:00〜23:00
火〜金
11:30〜14:00
17:00〜23:00
Web:
https://www.instagram.com/yakiniku.kiku
一人当たりの予算:
¥9,000〜
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