打鼓音ジュニア 植木区長を表敬訪問 全国制覇を報告
旭区内を拠点とする創作和太鼓集団「打鼓音(だこおん)」(渡邊晃伸代表)のジュニアチームに所属する、下瀬谷中学校出身で高校2年の吉濱吏琥(りく)さん、弟で下瀬谷中学校1年の来藍(くれあ)さん、東野中学校1年の渡部知暉(かずき)さんが12月3日、植木八千代瀬谷区長を表敬訪問した。
3人は6月に長野県で開催された和太鼓の全国大会に、ジュニアチームとして出場しジュニア団体の部で優勝。また2025年3月に大分県で行われる全国大会にも、団体としての出場が決まっている。
温かく3人を迎えた植木区長は、「演奏中にバチが折れることはあるんですか」などの質問を投げ、終始穏やかな雰囲気に包まれていた。
「これからの目標はありますか」と植木区長が問うと、吏琥さんは「来年が高校生として最後の年。色んな種類の和太鼓を叩いてみたい」と返し、来藍さんは「兄が一人打ちジュニアの部でも優勝した。自分もその背中を追いかけたい」と意気込んだ。
表敬訪問を終えた渡部さんは「区長に打鼓音ジュニアとして残した結果を報告できてよかった」と振り返った。同行した渡邊代表は3人に対して「太鼓だけでなく、勉学にも励んで一人の人間としても認められるような存在になってほしい」と激励した。