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スウェットシャツの基礎知識。【プリントの種類編】

Dig-it[ディグ・イット]

元々はスポーツウエアとして誕生したスウェットシャツには、動きやすさや縮み防止のためのディテールが備わっており、さらにフロントや背面に入るプリントなどのデザインも様々だ。ヴィンテージスウェットの見極め方を学ぶ前に知っておきたい、プリントの種類と特徴を紹介する。

1.フェルトレター

ウール素材の時代から存在する最も古い手法。フロッキープリントはこの風合いを再現したもの。

2.フェルト&刺繍

フェルトレターにチェーン刺しゅうを組み合わせたもの。この手法は1940年代以前に見られるもの。

3.染み込みプリント

その名の通り、生地に染み込む染料でプリントしたもので、1950年代までに多く見られる手法だ。

4.ステンシル

ミリタリーに由来する手法。型を当て、手塗りまたはスプレーで着色する。1940年代までに多い。

5.ラバープリント

後年も存在するが、このように厚手のものは1970年代以前まで。ひび割れした風合いも魅力だ。

6.フロッキープリント

1960年代までは静電気の原理を利用した電着、1970年代からシート状のものをカットして使用する。

7.カラーフロッキー

フロッキーの上からエアブラシ等でプリントまたは着色したもの。50〜60年代のスクール物で流行。

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