「野球のチカラで清水を盛り上げる!」くふうハヤテベンチャーズ静岡、地元企業と共に初めてのシーズンを労う
記念すべき1年目のシーズンを戦い終えた、静岡初のプロ野球球団・くふうハヤテベンチャーズ静岡。
11月23日(土・祝)には、清水駅前銀座商店街で球団初となるファン感謝デーを開催し、選手や首脳陣によるトークショーや有料の交流会が催され、ファンとの距離が近いイベントは大いに盛り上がった。
実はファン感謝デーの終了後、選手や首脳陣、チーム関係者たちでシーズン終了を称え合う納会が開かれ、0からのスタートとなったチームを支えた選手たちが、和気あいあいと終始リラックスした表情で楽しんでいた。
そんな納会で食事の提供を行なったのが、静岡市清水区に本社を置く株式会社オリエンタルフーズ。冷凍マグロの製造加工や食品衛生コンサルティング事業を運営している企業だが、シーズン中には本拠地・ちゅ〜るスタジアム清水でキッチンカーも出店していた。
球団にとっては馴染みある地元企業であるが、そもそものキッカケは同社の社長である宮本昌宣氏が大の野球好きだったことにはじまる。中学硬式野球の大会も主催するなど野球熱が高く、年末に行われるNPB12球団ジュニアトーナメントに招待チームとして出場する、くふうハヤテベンチャーズ静岡ジュニアチームのスポンサーにも就任した。
納会の会場では、マグロを使ったアヒポキやガーリックライスなどが振る舞われ、何度もおかわりを求める選手も現れるほどの大盛況。選手やチーム関係者たちは料理に舌鼓をうった。
納会で食事提供を担当した藤田美南海さんは、「(料理を)喜んでもらえてとても嬉しいです。我々としてもキッチンカーを始めて1年くらいになりますが、新球団の本拠地で活動をして相乗効果でエネルギーをもらえれば」と振り返る。
左から赤堀元之監督、深谷亮司コーチ、山下大輔GM
先ずは年末のくふうハヤテJr.、そして来季以降のトップチームの活躍を地元企業が後押ししていく。
文:松下晴輝(SBSアナウンサー)