相模原市 コラボで猫と宇宙PR 譲渡面接会で啓発に一役
キャラクターで猫に優しいまちをPR--。相模原市が主催する「猫の譲渡面接会」が7月27日、エコパークさがみはらで開かれた。宇宙がテーマのキャラクタープロジェクト「にゃんたい観測」と市がコラボレーションして出来上がったステッカーを配布し、保護猫を救う活動を幅広い世代にPRした。
市シティープロモーション戦略課では現在、相模原市の魅力を市内外に伝えようと、特色である「宇宙」と「ネコ」にちなんだ企画を展開している。今回「猫の譲渡面接会」では、人気のキャラクタープロジェクト「にゃんたい観測」と市マスコットキャラクター「さがみん」が描かれたステッカーを配布した。
夏休みに入って初めての週末とあって子ども連れで訪れる人も多く、かわいいステッカーを手に笑顔を見せていた。この日は約13組が訪れ、37枚のステッカーが配布された。通常よりも成立率が高く、8頭中7頭の譲渡が成立した。8月31日と9月28日にも同様の取組が企画されている。
企画を担当した同課の担当者は「SNSでの交流をきっかけに、にゃんたい観測側にイラストなどを全て提供いただきコラボが実現した。親子で夏休みの自由研究として宇宙や天体について学んだり、譲渡面接会の存在や保護猫の幸せを考えるきっかけになれば嬉しい」と話した。
8月3日からは相模原市立博物館でパネル展示やステッカー配布などのコラボ企画を実施するほか、SNSの投稿で賞品が当たる企画も行っている。詳しくは市のウェブサイトで。