何が目的で「奈良」へ?「沖縄県南大東島」から訪れた知念慧さんにお話を伺った
何が目的で「奈良」へ?「沖縄県南大東島」から訪れた知念慧さんにお話を伺った
奈良県葛城市にある相撲館『けはや座』に訪れたある男性に直撃インタビュー。
「奉納相撲」が盛んな「沖縄県南大東島」から訪れたそうで、お話を伺った。
南大東島とは?
彼の名は知念慧さん。
沖縄県本島から約400km東方にある南大東島から来たそう。
火山とサンゴによる隆起環礁の島で、島の周囲は約20キロ。
サトウキビの栽培が盛んで、のどかな景色が広がる。
南大東島は奉納相撲が盛ん
知念さんに今回の旅について聞くと
「ここ(相撲館『けはや座』)を目当てに奈良県に来ました。実はあとはどこに行くかまだ決めてないです。」
と熱烈な相撲好きでもあるが、話を聞くと南大東島では相撲が盛んだそう。
相撲は相撲でも南大東島では、農作物の収穫に感謝し、翌年の豊作を祈願する伝統的なお祭り「豊年祭」で行われる「奉納相撲」が盛ん。
南大東島は元は無人島で、1898年に現在東京都の八丈島出身の玉置半右衛門氏により開拓された。
その際に日本の伝統的な文化も広められ、相撲も同じく島の人々に広まっていった。
最後に知念さんは
「相撲のルーツとされる1つ『けはや座』にはぜひ行ってみたいと思ってました。村役場で働いているのですが、展示品のことも携わっているので、参考になればと思います。」
と言い、けはや座を後にした。
他にも展示の勉強のため、奈良のお寺や博物館を回るそう。
知念さんが携わった南大東島の展示物がどのように飾られているのか楽しみである。