磯子区洋光台で消防ヘリの離着陸訓練 一般公開は6年ぶり
磯子消防署(渡邉浩司署長)は1月28日、区内で唯一の消防ヘリコプター離着陸場である洋光台南公園少年野球場で消防ヘリの離着陸訓練を実施した。6年ぶりに一般公開され、地域住民向けの機体の見学会も行われた。
訓練は大規模災害などに備え、ヘリコプターによる応急活動を想定したもの。同署や横浜ヘリポート=金沢区福浦=の航空消防隊、磯子消防団などが参加し、消防ヘリ「はまちどり2」を活用して離着陸時の体制などを確認した。
会場には地元の幼稚園、保育園、小学生、地域住民ら約500人が見学に訪れた。子どもたち向けには、訓練前に防災の知識を伝えるクイズや消防音楽隊による演奏も実施。訓練後には間近で機体を見学し、写真撮影などを楽しんでいた。
渡邉署長は「訓練では災害時に備えた連携を確認できた。子どもたちには小さい頃から防災の意識を持ってもらえたら」と話した。