サッカー英プレミアリーグ日本人通算得点ランキング 三笘薫が最多ゴール記録更新
アウェーのマンU戦で決勝ゴール！プレミア通算15得点
サッカーのイングランド・プレミアリーグ、ブライトンに所属する三笘薫（27）が19日、アウェーのマンチェスター・ユナイテッド戦に先発フル出場し、1ゴール1アシストをマークした。これで今季5得点目となり、プレミアリーグ通算15得点。前節で岡崎慎司（元レスター）に並んでいた日本人最多得点記録を更新した。
17日にマンチェスターUの元ストライカーで、スコットランド人として初のバロンドールを受賞したデニス・ロー氏が84歳で死去。この日の試合前には追悼セレモニーが行われ、多数のOBが駆け付けるなど完全アウェーの雰囲気だったが、いざ試合が始まると三笘が主役を奪った。
前半4分に先制点をアシスト。一度は追いつかれたものの後半15分に右からのクロスを相手DFと競り合いながら押し込み、2試合連発となる決勝ゴールを奪って3－1の勝利に大きく貢献した。
岡崎慎司は14得点、吉田麻也、南野拓実、香川真司が6得点で並ぶ
プレミアリーグでプレーした日本人選手の通算得点ランキング上位5傑は以下の通りとなっている。
三笘に抜かれるまで最多記録を持っていたのが岡崎慎司。2015-16シーズンからレスターで4年間プレーし、114試合で14得点を挙げた。ドイツ・ブンデスリーガでも37得点をマークし、スペインやベルギーなど世界を股にかけてプレーしたFW。日本代表でも通算50得点を挙げ、シント＝トロイデンに所属していた2024年に38歳で現役引退した。
3位は2012-13シーズンから8シーズンで154試合に出場し、6得点を挙げた元サウサンプトンの吉田麻也。DFながら189センチの長身で空中戦にも強く、日本代表としてもワールドカップとオリンピックに3度ずつ出場している。
南野拓実も6得点で3位に並ぶ。オーストリアのザルツブルクから2020年1月にリヴァプールへ移籍。2021年2月からサウサンプトンへレンタル移籍し、2021-22シーズンからリヴァプール復帰に復帰した。プレミアリーグ通算40試合6得点。現在はフランスのモナコでプレーしている。
もう一人、3位で並ぶのが香川真司だ。2012年7月にマンチェスターUに加入し、約2年で38試合に出場、6得点を挙げた。ドイツ・ブンデスリーガでは148試合41得点をマークしており、2023年にプロキャリアをスタートさせたJ1セレッソ大阪に復帰している。
日本人選手単独最多となった三笘はまだ27歳。これから我々にどんな景色を見せてくれるだろうか。今後の活躍がさらに楽しみになってきた。
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記事：SPAIA編集部
