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【南会津町・会津美里町・猪苗代町・いわき市】古い建物を生かした、ノスタルジックな世界を味わえるスポット4選

日刊CJ

建物に再び命を吹き込み、温もりある空間に。ここでは古民家をはじめ、蔵、倉庫など古い建物を生かした、南会津町・会津美里町・猪苗代町・いわき市のカフェやオーベルジュ、ゲストハウスを紹介します。どこか懐かしさを感じるノスタルジックな空間に癒やされてみては。

馬と暮らした雪国の民家を改装。南会津の地で育まれてきた北欧家庭料理

日本の雪国の伝統家屋と北欧のエッセンスが融合したダイニングキッチン。30年を経て味わい深くなっている

南会津町の会津田島駅から西へ22km。駒止(こまど)峠を越えた先の集落に佇む築150年超の『ダーラナ』は、無住になっていた古民家を北欧風に改築した、隠れ家的オーベルジュ。

宿泊がメインだが、食事だけでも利用できる。要予約のランチコースは3300円。シェフおまかせの北欧風料理で、肉料理をメインに前菜、スープ、自家製ライ麦パン、サラダ、デザートにコーヒーか紅茶が付く。夜のコースは6000円。アレルギー等を予約時に伝えれば対応もしてくれる。

週末は日替わりランチ(1400円)も提供しているが、宿泊客の都合でランチ営業を休むこともあるため、お出かけ前に電話で確認を。

ゲストハウス ダーラナ

住所
南会津郡南会津町東居平426-1

電話番号
0241-72-2838

営業時間
【完全予約制】ランチ11:30~14:00/ディナー18:00~(時間は応相談)

駐車場
3台

リンク
http://dalarna.jp/guesthouse/

備考
キャッシュレス決済/不可

美意識に優れたご夫婦が提供する、目で楽しみ、舌で味わうイタリアン

客間として使っていた眺めの良い部屋に2テーブル・8席が並ぶ

会津美里町の中心部から西へ3kmほど離れた螺良岡(つぶらおか)集落に、地元食材を用いた本格イタリアンを供するオーベルジュ『Tsubu la Gozzo(ツブラゴッツオ)』はある。

築150年超え、入母屋造りの重厚な古民家をリノベーション。故郷ににぎわいを作りたいと生家を改装、美容研究家の奥様と共に料理を楽しんでもらうための宿を始めた。

年内(2024年)の予約はすでに埋まっているという盛況ぶり。週末にはランチを提供しており、ランチコース(4378円・要予約)は前菜にメイン、ドルチェ、コーヒーまたは紅茶が付く。メインは名物の「アンチョビカルツォーネ」の他、季節限定パスタやピッツァも用意可能だ。毎月最終金曜日の夜にはイタリアン居酒屋(要予約)が開かれる。

古民家オーベルジュ Tsubu la Gozzo(ツブラゴッツオ)

住所
大沼郡会津美里町福重岡字屋敷廻乙331

電話番号
0242-56-4215

営業時間
11:00~13:00/13:00~15:00(入れ替え・完全予約制)

休み
毎週月~木曜日

駐車場
あり

リンク
https://tsubu-la-gozzo.com/

備考
キャッシュレス決済/不可

大胆リノベで変身した倉庫カフェで、ひと皿ごとに込められた物語を味わう

北欧テイストで統一された店内。ウッディなインテリアがナチュラルな空気感を演出し、ゆったりとした時間を過ごせる

猪苗代町を貫く国道49号沿いに、一風変わったカフェ『217BASE(ニナベース)』がある。無骨な外観とはうって変わって、一歩足を踏み入れると、白い壁に木製インテリアが映える洒落た空間が広がる。オーナーは「中と外のギャップを感じてほしい」と、大胆なリノベーションの理由を語る。

メニューにも独自のスタイルがあり、月ごとに掲げたテーマからインスパイアされた料理やスイーツを提供。また、希望者にはタロット歴19年のオーナーによる占いのサービスも(15分1500円)。空間、カフェ、タロットとすべてに“非日常”が詰まった特別なひとときを過ごそう。

217BASE(ニナベース)

住所
耶麻郡猪苗代町長田字南烏帽子660-1

電話番号
0242-85-8640

営業時間
11:30~17:00(16:30ラストオーダー)※ランチは14:00ラストオーダー

休み
不定休(詳細はSNSを)

駐車場
あり

リンク
https://www.instagram.com/217base_inawashiro/

備考
キャッシュレス決済/VISA、PayPay、d払い、他

国の登録有形文化財の歴史ある蔵。落ち着いた佇まいに心癒やされる時間

高い天井と太い梁が建物の歴史を物語る店内。窓枠は改修当時のままで、障子にその面影が残る。蔵の1階と2階にカフェスペースが設けられている

「この建物を何かの形で残したい」とオーナー夫妻の思いから生まれたいわき市の『Caferia(カフェリア)』。ご主人の実家に建つ築140余年の蔵は、明治39年の「平の大火」でも焼失を免れた歴史が残る。専門業者とともに建物の修復を開始し、2010年にカフェをオープンした。その過程で壁のレンガが貴重なものとわかり、国の登録有形文化財に認定された。

「なるべく体に良いものを」と提供するメニューが好評。季節の野菜をたっぷり使った「ランチプレート」はその一つで、自家製パンか十八穀米のどちらかを選べる。手作りスイーツを堪能できる「ケーキプレート」もおすすめ。

蔵カフェ Caferia(カフェリア)

住所
いわき市平新川町54-2

電話番号
0246-25-8230

営業時間
11:30~17:00(16:00ラストオーダー)※ランチプレートは14:30ラストオーダー

休み
毎週日・月曜日

駐車場
11台

リンク
https://www.instagram.com/caferia_iwaki/

備考
キャッシュレス決済/PayPay、auPAY、d払い、他

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