【栄町ハシゴ酒】沖縄で“串カツ欲”を満たすなら「沖縄串カツ せんべろ家」へ。絶品手羽先との思わぬ出会いも(那覇市)
唐突に串カツを食べたくなる夜はないだろうか。私はある。 今宵も唐突に溢れてきた“串カツ欲”を満たそうと、栄町で串カツを楽しめそうな居酒屋を探したところ、見つけたのが『沖縄串カツ せんべろ家』だった。
栄町市場内、赤ちょうちんに赤のれんが目印の『せんべろ家』。 ドアや壁がなく、のれんをくぐるとすぐ店内!という開放感が栄町らしくて愛せる。
ちなみに『せんべろ家』は、骨汁専門店『骨汁屋』の姉妹店。 外には両店の紅白のれんが並び、『せんべろ家』で『骨汁屋』の骨汁をいただくことができる。 今回は串カツメインでやってきたので、骨汁はまた今度じっくり堪能しにこようと思う。
店内には、L字型カウンターとテーブル席がいくつか。ひとりでも大人数でも楽しめそうな規模感がありがたい。
手軽なせんべろメニューは串カツの前菜代わりに
『せんべろ家』のメニューがこちら。 フード・ドリンクともに、赤シールの貼ってあるメニューがせんべろ(4品で1000円)対象となる。
そして、お目当ての串カツメニューは写真つきで壁に掲示されていた。 「なすのフォルムがいいね」「しいたけのふっくら感にそそられる」など、写真を見ながらワイワイと串選びを楽しむ。 写真はないが人気No.1らしい「牛串カツ」は外せない。 加えて、野菜串の玉ネギとしいたけ、そしてちょっとリッチな大エビをチョイスした。
こちらは串以外のメニューたち。 全体的に茶色で最高。茶色の食べ物はビールに合うと相場が決まっている。 こちらも人気No.1の「あぐー豚のフランクフルト 3種類の盛り合わせ」をチョイス……… せず、No.2「手羽先名古屋風味(コショウ)」にした。理由はこちら。
ここまでていねいに「手羽先の美味しい食べ方」を教えてもらったら、試さずにはいられないのが人の性(さが)です。
一品メニューを選んでいる間に、最初に注文したせんべろメニューがスピーディーに到着。 フードは「大人のポテトサラダ(カレー)」と「ミミガー」、そしてドリンクは私と友人それぞれハイボールとレモンサワーにした。串カツ屋にくるとハイボールを飲みたくなるのが酒飲みの性です。 カレー味とコショウの効いたポテサラ、そして安定のコリコリミミガー。前菜代わりの優秀なつまみをチミチミいただきながら、アツアツの串カツを待つ。
そしてお待ちかね、串カツの登場です
左3本が牛串カツ。右から2番目が玉ネギ。説明不要でも正体がわかる大エビとしいたけの存在感。見るからにアツアツさくさく。これぞお店で食べる串カツの色気だ。 ハイボールは早々に飲み切ったので、せんべろ対象のビールで串カツをいただくことにした。
串カツに見惚れている間に「手羽先名古屋味(コショウ)」もご来場。 こちらも肉のシズル感とくねった足(?)がセクシーです。
ではさっそく、人気No.1の「牛串カツ」からいただきます。 串カツ用の調味料は、ソース、レモン醤油、海老塩の3種。まずは一番スタンダードなソースから。 牛、柔らかい!! 固くなりがちな牛串が、ちゃんと絶妙な柔らかさに仕上がっている。おいしさと食べやすさで3本ペロリした。 玉ネギを食べた友人は「玉ネギがちゃんと甘くて、食感がべちゃべちゃせずちょうどいいヤワヤワしゃきしゃき感!」と擬音多めの食レポを披露した。
洋食屋さんの立派なエビフライかな?というサイズ感の大エビ串は、海老塩でエビ×エビに。エビの旨味マシマシ。 大きさのおかげでエビのプリッと感をしっかりと感じられて美味。1本400円の贅沢串だが、我が注文に一片の悔いなし。
「美味しい手羽先の食べ方」にチャレンジ
続いては手羽先。 先ほどの「手羽先の美味しい食べ方」4パターンの中から「A」を試してみることに。 だが、私がチャレンジしたところ稀代の不器用っぷりを発揮してしまい、1本目をボロボロにした。写真はないけれど、この後我々がおいしくいただきました。 今度は友人の挑戦。
ここを、
こうして、
こう!!! 友人、上手でビックリした。仲良くしててよかった。 骨からキレイに剥がれた肉を豪快にガブリ。カリカリジューシーな皮、ぷりっと肉肉しい肉、ピリッとコショウの辛み。 すかさずビール。最高。 こんなんなんぼ食べてもいいですからね。 “串カツ欲”もしっかり満たされ、絶品手羽先との思わぬ出会いもくれた『せんべろ家』に感謝しつつお店を後にした。まだまだ今宵のハシゴは続く。
沖縄串カツ せんべろ家住所
〒902-0067 沖縄県那覇市安里385
電話番号
098-886-3333
営業時間
15:00~23:00
定休日
火曜日
駐車場
なし
クレジットカード・電子マネーの利用
不可
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