市長・市議選で二重投票 用紙を誤って交付 伊賀
三重県伊賀市の選挙管理委員会は11月10日、市長選と市議選の期日前投票を済ませていた90代の女性に誤って投票用紙を交付し、二重投票が起きたと発表した。
発生したのは10日午前9時から同45分までの間、同市石川の阿山第3投票区投票所を訪れた女性に名簿対照係の職員が投票用紙を交付。同50分ごろ、職員が女性の記載があるページを開いた際に期日前投票済を示す「期」の字が表示されているのに気付き、二重投票が発覚した。
市選管によると、女性は7日に同市馬場の阿山期日前投票所に入場券を持たずに来所。その場で宣誓書に記入し、市長選と市議選それぞれに投票していた。開票の結果、投票総数は市長選が4万2318票、市議選が4万2316票だった。