大切な人を連れてきたくなるリピーター続出の新店 阪急園田駅近くの『鶏焼肉 凡』で「凡比べ6種」を食べてきました 尼崎市
みなさん焼肉といえば想像するのは牛肉だと思うのですが、鶏がメインのお店が園田に開店したのでワクワクしながら訪れてみました。
阪急園田駅から北へ徒歩約5分の所にある『鶏焼肉 凡』(尼崎市)は、5月にオープンしたお店で階段を降りた地下1階にあります。
店内は、黒を基調とした木目調のテーブルのある落ち着いた雰囲気のお店です。
同店は、煙がほとんどでない無煙ロースターを使用しているので、においが気になる方でも安心して食事を楽しめます。
『凡』は、「凡鶏」と名付けた脂のバランスが良い鶏を使用しています。昔から夢だった飲食店を立ち上げるにあたり、友人と訪れた鶏焼肉店のこの鶏肉の味に感動し、これを使って自分たちもお店を始めたいと思ったのがきっかけだそうです。
今回筆者は、同店のオススメメニューの「特上」「山うに」「凡比べ6種」「ヒタヒタしな天」を注文しました。
まずこの「山うに」というのは、まるでウニのような見た目をもつ希少部位の鶏肝にワサビ醤油をかけたもので、めったにほかのお店ではお目にかかれないもので、フォアグラのような上質な脂とパリパリ食感の海苔の組み合わせがたまらない一品です。
次に、「特上」と「凡比べ6種」を店長の髙梨さんに焼いていただきました。通常でも混雑していないときは、お店の人が焼いてくださることもあるそうです。
ジュージューと上質な脂が野菜の方に流れ落ち、野菜はその脂を吸ってさらに美味しさがアップするのだそう。本当に全く煙が出ずに驚きました。
タタキでも食べられるほど新鮮なものを使用しているので、あまり焼きすぎないのがコツだそうでちょうどよい焼き加減の「特上」をいただきます。
特製昆布塩につけて食べると、身はふっくらでプリプリで噛めば噛むほど口の中で旨味がジュワ~と広がります。昆布の塩味とも相性抜群でなんだかお肉よりあっさりと食べられます。
「凡比べ6種」は、初めて来店するお客さんが必ずといっていいほど頼まれるメニューで、6種類もの部位を楽しめ自分のお気に入りを見つけることができます。全て美味しかったのですが、筆者が特に感動した2種を紹介していきます。
「トロ皮」と呼ばれる皮を使ったものですが、普段食べている皮とは食感も甘さも格段に上で、皮が普段苦手であんまり食べないという方も絶賛するほどの美味しさ。こちらも軽く色が変わるくらいの焼き加減で良く、ホルモンのようにコリコリとした食感で甘みのある脂が溢れ出し、ずっと口の中で味わっていたいと感じるもの。
「ぼんじり」は、鶏のお尻の骨周りに付いているお肉で肉の美味しさと脂身の両方が味わえます。最初、鶏焼肉ってどうだろうな?と思っていた筆者もこれを食べたら牛よりもハマってしまい、両親や家族を連れてきたくなりました。
「ヒタヒタしな天」は、手羽元の唐揚げで特製酢タレにつけるとさっぱりとしていくらでもかぶりつきたくなる味でした。
店舗
鶏焼肉 凡
(尼崎市東園田町4丁目27-3)
営業時間
17:00~23:00
定休日
なし
TEL
06-4400-3177