グリーン・デイのライブで前座をやれる? 勘違い少年3人組のコメディ映画が製作決定 ─ バンドメンバー3人がプロデュース
パンクロックバンドのレジェンド「グリーン・デイ」のライブで、自分たちのバンドが前座に──? ひょんなことから勘違いをしてしまった少年たちのコメディ・ロードムービー『New Years Rev(原題)』が製作されることがわかった。米が報じている。
本作は、1990年代から現在までシーンをけん引してきたグリーン・デイの功績と、長年にわたるツアー用のバン生活に基づく、「冒険に満ちた、騒がしくイタズラだらけの全国行脚ロードトリップ」の物語。主人公の少年3人組は、自分たちのバンドが大晦日にグリーン・デイのライブでオープニング・アクトを飾れると勘違いしてロサンゼルスに向かうが……。
グリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロング、マイク・ダーント、トレ・クールがプロデューサーを務める。監督・脚本は、アームストロングの主演映画『Ordinary World(原題)』(2016)を手がけたリー・カーク。製作は『アリー/ スター誕生』(2018)『デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム』(2022)などのLive Nation Productionsが担当する。
主人公の少年たちは、『ブラック・フォン』シリーズや実写版『ヒックとドラゴン』のメイソン・テムズ、新鋭キル・コッフマン、『ザ・ゴールドフィンチ』(2019)『マリー・ミー』(2022)のライアン・ファウスト。そのほか、カーク監督の妻でもある『ミーン・ガールズ』(2024)のジェナ・フィッシャー、「ヘイターはお断り!」(2016-2017)のアンジェラ・キンジー、『87分の1の人生』(2023)のイグナシオ・ディーアス・シルベリオ、マーク・ラファロの息子キーン・ラファロが出演する。
発表にあたり、アームストロングは「バン車の日々は最高。一晩中、一睡もせず車を走らせ、聞いたこともない場所の50マイル東にある友達の友達の家に行って、地下室で10人のキッズのためにショーをするんです。だけど次の日も、またその次の日もやるんです。家族となったバンドメイトと一緒にやってるんだから」とコメント。「それって思ってもみなかったことだし、驚くべきことです。音楽とイタズラを続けましょう」。
同じくプロデュースを務めるLive Nation Productionsのライアン・クロフトは、「グリーン・デイの素晴らしい助言を受けて、『New Years Rev』は、若きアーティストが夢を追う物語──長い夜、果てしない距離、彼らの旅を後押しするステージの衝撃的な興奮──を描くことができます。素晴らしいキャストによる、生演奏の魔法へ賛辞を捧げる作品です」と語っている。
映画『New Years Rev(原題)』はオクラホマにて撮影が進行中。音楽映画ファンにとっても、グリーン・デイのファンにとっても必見の一作となりそうだ。
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