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西田原こども園が4月1日開園 「生きる力」育む 名張

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「はなはなホール」にある大型遊具を紹介する家里理事長(左)と堀園長=名張市西田原で

 三重県名張市西田原の「西田原こども園」が完成し、新園舎の内覧会が3月27日、開かれた。4月1日に開園を迎える。

ドーナツ型のテーブルを配置した保育室=同

 同園は社会福祉法人「こもはら福祉会」(家里英夫理事長)が運営。同法人は西田原保育園を運営してきたが、建物の老朽化などで法人本部近くへの新築移転を決め、幼保連携型認定こども園として再スタートすることになった。

 新園舎は木造平屋建て床面積912・32平方メートル。建設費は約6億3000万円で、このうち国と市が約4億円を補助した。

 室内は木を多用し、温かみのある空間に仕上げた。広い遊戯室「はなはなホール」には、滑り台・クライミングウォール・ジャングルジムなどを兼ね備えた大型遊具を設置。廊下にはたくさんの動物が描かれた壁などもあり、至る所に子どもたちの好奇心を刺激する要素を散りばめた。

多くの動物が壁に描かれた保育室前の廊下=同

 V字型の園舎の間に位置する園庭には、ブランコや雲梯などなじみの遊具の他、芝生の丘や菜園、プールなども設けた。子どもたちのけが防止のため、水飲み場などにはクッション性のある素材を採用している。

 子どもたちの昼寝にはコットを利用。おむつなども持参せずに済む「手ぶら登園」を導入し、保護者の負担軽減につなげる。

 玄関付近には「子育て支援室」を設置した。未就園児や保護者らに広く利用してもらい、子育てに関するさまざまな支援に取り組む。

 園児(0から5歳)は定員105人。職員は調理員を含め約40人が勤務する。

 堀秀子園長は「いろんな体験を通して子どもたちの興味関心を引き出し、『生きる力』を育みたい。ほっとする空間を作り、子育て支援にも力を入れたい」と話した。

遊具や水飲み場がある園庭=同

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