伊豆・伊東市「按針祭 海の花火大会」8/10(日)開催! 海上で1万発の花火を打ち上げ! おすすめ鑑賞ポイントや東京からのアクセス方法は?
8月10日(日)、静岡県伊東市で「第79回 按針祭(あんじんさい)海の花火大会」が開催されます。1時間に約10,000発の花火を海上の5ヶ所から同時に打ち上げる伊豆最大級の花火大会で、最大15号の尺玉花火や空中ナイアガラなど、迫力ある花火が次々に打ち上がり、見応えがあります。
2025年は翌月曜日の8月11日が祝日(山の日)のため、8月10日に伊東周辺や伊豆半島での宿泊を考えている方も多いのではないでしょうか。そこで「按針祭」の由来や東京からのアクセス方法、おすすめの鑑賞スポット等を紹介します。
「按針祭」の由来、三浦按針とは?
伊東市の一大イベント「按針祭」は、英国人航海士で徳川家康の外交顧問となった三浦按針(英名:ウィリアム・アダムス)が、伊東で日本初の洋式帆船を建造したことを記念したお祭りです。毎年、市制施行日の8月10日を中心に開催されています。
伊東市を訪れると、三浦按針にまつわるスポットが至るところにあり、按針の功績を称えています。最近では、ハリウッド製作ドラマでエミー賞を受賞した「SHOGUN 将軍」を観て、物語のモデルとなっている按針に興味を持った人も多いのではないでしょうか。
花火大会は8月10日(日)の開催ですが、8月8日(金)19:30~はカラフルな灯籠が伊東松川を流れて行く様子が見られる「松川灯籠流し」が、8月9日(土)には市内外の太鼓チームがなぎさ公園に集まり力強い和太鼓の演奏を披露する「太鼓合戦」が行われます。
伊東オレンジビーチで打ち上げ
「按針祭」は例年、灯籠流しや太鼓合戦といったさまざまな催しが行われ「按針祭 海の花火大会」がお祭りのフィナーレを飾ります。今年は8月10日の20:00~21:00に開催。会場は、JR伊東線や伊豆急行線が乗り入れる伊東駅から徒歩約3分の「伊東オレンジビーチ」です。
観覧は無料ですが、なぎさ公園駐車場に全席指定の特別観覧席が設置されます。2,000席限定で、3,000円の協賛金が必要ですが、最高のロケーションで花火を鑑賞できます。(購入は伊東市観光案内所窓口で直接購入するか、郵送で申し込みとなります)
8月10日「按針祭海の花火大会特別観覧席」について
按針祭 海の花火大会特別観覧席のチケットが、2025年6月15日(日)から開始されます。1 席あたり、協賛金3000円です。満席になり次第の締め切りになります。(7月31日の締め切り後も残席がある場合は、伊東観光協会駅案内所にて窓口受付のみ対応があります)
①伊東市観光案内所(JR伊東駅構内 〒414-0002静岡県伊東市湯川3-12-1)
販売期間:2025年6月15日㈰から 定休日なし ※営業時間9:00~17:00
購入方法:直接ご来店頂くか、おいで頂けない場合は、郵送(現金書留・別紙専用申込書同封)にてお申込み。
(郵送の場合は、7月31日(木)必着での〆切。申込書は6月15日㈰から伊東市観光案内所のWebでダウンロード可能。電話・FAXによるご予約は受付けていません。)
②伊豆ぽたSTATION伊豆高原(伊豆高原駅内)
販売期間:2025年6月15日㈰から、水曜日定休、営業時間9:30~13:00/14:00~16:30
購入方法:窓口販売のみ ※50席分(先着順で、なくなり次第終了)
当日のアクセスや鑑賞ポイント
「按針祭 海の花火大会」当日、会場周辺は混雑が予想されるため、19:00以降は車両通行止めなどの交通規制が実施される予定です。当日は公共交通機関での来場を心掛けましょう。交通規制の詳細情報は、伊東市観光案内所の「按針祭海の花火大会」の公式Webにてご確認ください。
おすすめの鑑賞スポットは?
花火をダイレクトに楽しみたければ、会場の「オレンジビーチ」へ。目の前で次々に打ち上がる、臨場感あふれる花火を堪能できます。有料の観覧席も設けられる「なぎさ公園」や、もう少し離れて「新井堤防」から鑑賞しても良いでしょう。海岸線の広範囲で、花火を鑑賞できます。
伊東駅から徒歩約10分、松川沿いの「川口公園」から鑑賞するのもおすすめです。川沿いに並ぶ夜店を冷やかしながら花火を鑑賞できます。
「伊東按針祭花火大会」の運転日と運転区間
花火大会の開催に合わせて、JR東日本は8月10日、特急「伊東按針祭花火大会」を運転します。都内からでかける人は、是非利用しましょう。
臨時列車は1・2号がE257系9両編成、3・4号がE657系10両編成で運転し、全車指定席。特急「伊東按針祭花火大会」1号は、15:00東京駅発 16:46伊東駅着、3号が16:25東京駅発 18:22伊東駅着、2号が21:31伊東駅発 23:28東京駅着、4号が22:16伊東駅発 0:06東京駅着となります。
都内から約2時間で行ける伊東市は観光地としても魅力があり、伊東駅から徒歩圏内だけでも、南国ムード漂う「伊東オレンジビーチ」や前述の「按針メモリアルパーク」、昭和初期に建築されたレトロな元温泉旅館「東海館」、伊豆最大の道の駅「伊東マリンタウン」など、見どころ満載です。「伊東按針祭花火大会」鑑賞とともに、夏の伊豆を散策してみてはいかがでしょうか。(TOPの花火画像:Pixta)
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