アメカジの名店のカリスマ・マネージャー“カルロス西”の軍パンコーデ指南!
いま改めて注目される“軍パン”。実用的なディテールが特徴でファッションとしても一線級の存在感を放っているアイテムだ。そこでアメカジの名店「ジャンキースペシャル」のカリスマ的存在であるカルロス西さんに、おすすめの軍パンを使った、1週間コーデを披露してもらったゾ!
【DAY1】存在感の強い“ゴールドタイガー”には、王道フライトジャケットを選択!
ベトナム戦争時代のアメリカ特殊部隊員らが着用していたことで知られる迷彩柄。ウッドランド迷彩に比べて、横縞模様が特徴。土っぽいゴールド色を基調にすることで、野生味を感じさせるボトムスだ。そこでタイガーストライプが主役になるように、同じトーンのA-2フライトジャケットとM-43ブーツを組み合わせ、統一感を持たせたコーデを意識。
バズリクソンズのヘンリーネックTシャツ1万780円、ゴールドタイガーストライプパンツ2万7500円、M-43ブーツ8万6900円(すべてジャンキースペシャル) バズリクソンズのA-2、デニムキャップ(すべて本人私物)
【DAY2】ワイルドな印象の“M-51パンツ”は、デニムジャケットで綺麗めコーデに。
M-1951パンツは太いシルエットや無骨なディテール、大きなカーゴポケットが特徴だ。そこでデニムジャケットを合わせることで上下のシルエットに強弱が生まれ、野暮ったくならず都会的な印象になる。
ファットハッターのカンカン帽1万6280円、ホワイツビルのTシャツ7590円、バズリクソンズのM-51パンツ3万7400円(すべてジャンキースペシャル) シュガーケーンのデニムジャケット、バズリクソンズのM-61ブーツ、メガネ(すべて本人私物)
【DAY3】特徴的なヒップポケットの“モンキーパンツ”は、腰回りがアクセントになる。
ヒップに大きく張り出したフラップ付きのバックポケットが特徴のM-1944、通称“モンキーパンツ”。そのルーズなシルエットに対し、タックインで上半身をコンパクトに見せることで、メリハリが生まれるのだ。
バズリクソンズのシャンブレーシャツ1万5180円、モンキーパンツ2万5300円、ベルト6050円(ともにジャンキースペシャル) バズリクソンズのブラウンデニムハット、タンカーブーツ、バンダナ(ともに本人私物)
【DAY4】落ち着いた迷彩トーンの“ERDL”は、派手色アイテムと相性抜群。
ERDL迷彩の落ち着いた色調は、ビビッドカラーやネオン系、原色などの派手色を引き立てるベースとして機能。視線を分散させず、派手色を主役にしつつ全体のバランスを整えた「受け身の美学」である。
テーラー東洋のスカジャン10万3400円、バズリクソンズのニットキャップ7590円、プリントTシャツ9790円、ERDLパンツ3万9600円(すべてジャンキースペシャル) エンジニアブーツ、メガネ(本人私物)
【DAY5】ライトカーキ系統の“フロッグスキン”は、スポーティな装いで穿きこなす。
第二次世界大戦中に米陸軍と米海兵隊が採用したフロッグスキン迷彩。その明るい色調はグリーン系迷彩よりも柔らかく軽やかな印象。そのためベースボールシャツなどスポーティなアイテムと好相性だ。
ホワイツビルのベースボールシャツ、フットボールTシャツ、バズリクソンズのフロッグスキンパンツ、スニーカー、キャップ(すべて本人私物)
【DAY6】軽量・薄手の“ファティーグパンツ”こそ、アロハシャツで涼しげに。
ベトナム戦争時に米軍が採用した熱帯戦闘用のファティーグパンツ。軽量で薄手な生地感が特徴なので、アロハシャツと合わせてミリタリーの無骨さとリゾート感を巧みにミックス。暑い季節でも涼しげな印象だ!
バズリクソンズのデニムハット1万7380円、ファティーグパンツ2万5300円(ともにジャンキースペシャル) サンサーフのアロハシャツ、スニーカー、メガネ(ともに本人私物)
【DAY7】定番OD色の“M-1943”は、コーデ全体のトーンを合わせて穿く。
M-1943トラウザーズは過剰なディテールがなくシンプルなデザインが特徴で、着こなしのベースとして優秀なアイテム。そこでトップスや小物も同系統の色味にすると、落ち着きと品のある印象に仕上がる。
バズリクソンズのハット1万2100円、E-1ベスト3万8500円、Tシャツ1万1880円、M-43ブーツ8万6900円(すべてジャンキースペシャル) バズリクソンズのM-1943パンツ(本人私物)